会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和7年12月定例会
- 質問日
- 令和7年12月10日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 宮村幸男
- 資料
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要旨
1 原発再稼働と県民意識調査の結果について
花角県知事が、柏崎刈羽原発再稼働を容認し、12月県議会で信を問うとした。年内に県の同意を国に伝え、早ければ来年1月にも再稼働となる予定だ。県民にとり重大問題だ。知事の公約に問題がありと思い市長の考えを伺いたい。
(1) 7年前の県知事選で花角知事は、日報で3回、全面広告で「脱原発社会をめざします」と意見広告を出した。そして県民に問うてから決めると再三言ってきた。県の今回の県民意識調査の結果は、「再稼働の条件は現状で整っているか」の設問に対し、否定的回答が6割、「東電が運転するのは心配だ」が全県で約7割、刈羽村でも52%でした。県実施の意識調査の結果は、再稼働に「ノー」を下したのでないか。また公約は守らねばならないと思うが、市長の考えを伺いたい。
(2) 本県は、自然災害が多い。中越地方の地震、全県での豪雪、避難道路を整備してほしいとの意見が9割にのぼる。農業や観光、風評被害など県民の安全安心を考えれば複合災害を想定する時、再稼働は出来ないと思う。知事は県民に信を問うてから再稼働を判断すると再三言明してきたことから、県民投票を実施するのではと思ったが、期待はずれに終った。市長は同じ政治家としてどう評価するのか伺いたい。
2 熊から安全な暮らしを守るための対策について
全国で態が出没し被害が急増し、経済や観光にも影響があるという。当市でも出没件数が多教あり人身事故も発生している。安全安心な暮らしのため対策が必要になっている。
(1) 緊急銃猟における猟友会員や警察、市等の責任や補償の明確化は進んでいるのか。
(2) 増えている熊を減らす対策や捕獲単価に市の上乗せを行う等の対策が必要でないか。
(3) 市は柿等の伐採補助をしているが撤去の状況は十分か。また、電気柵の更新や延長等の見通しはどうか。
(4) 薮刈払いを市や補助で行っているが、山沿い集落に十分な幅を設けた緩衝帯づくりが必要でないか。
(5) 餌となるブナ、ミズナラ等の凶作年で被害が発生するが、裏作のない苗を開発して山に植樹するようにしてはどうか。
(6) 自治体のガバメントハンター等専門家の育成や民間専門員の育成の見通しについて伺う。また猟友会の育成の具体策はあるか伺いたい。