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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和7年12月定例会
質問日
令和7年12月10日
区分
一般質問
議員名
小柳はじめ
資料

要旨

1 オーガニックビレッジ宣言後の展開がイマイチだ
 当市では昨年6月、国の「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、有機農業の面積拡大へ向けて、地域主体で生産から消費まで一貫して取り組む「オーガニックビレッジ宣言」を行った。佐渡市に続き県内2番目と早い取り組みであったが、全国では宣言自治体は既に100自治体を超え急増している。
 農業生産に於ける高付加価値化による有利販売を始め、産地間競争の優位性を確保し、今後も増加が確実なインバウンドへの訴求など、政策課題としては非常にポジティブ且つ時流に乗ったテーマであるが、今後の方向性について伺う。

(1) 全国で「宣言都市」が激増する中、「先行者利益を確保」するための執念が今ひとつ感じられないが、今後の展開について具体的に施策を考えているか?

(2) 県内では新発田市に続き五泉市、阿賀野市が宣言を行い、五頭〜二王子の越後山脈沿いに連なっている。対象作物も多岐に渡るため、両市に働きかけて「オーガニックルート290」として共同でブランド化など販売戦略を立ててはどうか?

(3) コストや労力が格段に大きくオーガニックは、日本では取り組みにくい農法であるが、出口=販売戦略を練る上で、コスト面では厳しいが教育的メリットが得られる給食への予算投入による活用や、差別化がしやすいインバウンド向けの経済的なインセンティブなどの具体的な制度設計を進めてはどうか?

2 前例踏襲で気付きにくい役所の無駄を洗い出せ
 最近、会社の事務作業を担当する中で役所の様々なムダが目に付いた。担当者レベルでは、決めたルールに従って粛々と業務を行っているのだろうが、「この仕事は何のためにやっているか」の視点で考えると余りに無駄な業務が見えてくる。例を挙げ抜本的な改善点について伺う。

(1) 入湯税の納税について毎年「納入綴り」の製本を行い、複写式で書き込む方式の計算用紙には目を疑った。今は平成じゃなくて令和のはずが、納税手続きは昭和60年頃のままだからだ。昨今ではノーコードアプリによってExcelファイルのやりとりさえ激減している世の中で、手書きして手計算して複写を郵便で送るなどあり得ないムダを行っていた。このような無駄な業務は全庁的にゼロベースでの総点検が必要なので無いか?

(2) 住民税の納税に関して、社員の増減で毎回のように大判の封書が送られてきて驚いた。そのたびに大量の印字された納税書類が無駄になっている。エコだ資源の有効活用だと言う割には、印刷ロス、郵送費、部材費、受け取った企業の廃棄ロスと無駄の塊である。世の中は電子的な手続きで紙が動かない形態が当たり前になっているのに、相変わらず役所は紙が大好きだ。
いい加減この悪しき習慣を改める時が来たのではないか?

(3) 入札では以前は製本された「仕様書を役所に取りに来い!」と言われていたのが今年からメールでの送付になりようやく平成時代レベルになった。また契約書もようやく「電子契約」化され世の中の当たり前にようやく追いついた。役所職員は自分たちが世の中からどれほど遅れているのか気がついていないのではないか?受注業者も特段指摘をしないから当たり前になっているのでないか?
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