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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和7年 6月定例会
質問日
令和7年6月13日
区分
一般質問
議員名
阿部聡
資料

要旨

1 映画館誘致の推進を
 令和5年9月議会の映画館誘致に関する私の質問に、二階堂市長から「イオンリテール本社に出向いて要望する」との答弁があり、翌年の9月議会で再度質問したところ、「社長から前向きの回答を頂いた」と答弁した。また、「新発田に映画館をつくる会」が昨年11月20日の『十一人の賊軍』上映をきっかけに集め始めた署名は1万1千310筆を数え、映画館誘致に向けた熱い思いも同時に届けられた。なお、署名は新発田市以外からも集まった。映画館誘致活動のその後の進捗を伺う。

2 クマ対策の推進を
 令和5年度新発田市内で2件の人身被害があったこともあり、令和5年12月及び令和6年9月議会で私はクマ対策について質問、『新発田市鳥獣被害防止計画』は農業被害防止に人身被害防止を加えて改定すべし、中長期的に対策を立案・実行するために『人事異動のない鳥獣害対策専門官を長期間にわたって任命』、『鳥獣害対策の専門家、実務経験者を市の助言者として迎えること』などを提案し、二階堂市長は「人命優先で対応する」旨答弁した。また、鳥獣被害対策実施隊報酬の増額の提案に対しては、増額や猟友会の保険に市として加入することも検討すると答えた。令和6年度にも人身被害はあった。令和7年度は既に多数の目撃情報が寄せられているうえ、市街地への出没も相次いでおり、この5月24日には体長約70pの子熊を捕獲した。以前も述べた通り、「危険個体」は大きな個体に追い出された空腹な子熊が多いという。その後の市の対応の進捗を伺う。

3 農業者支援の強化を
 昨今の米価高騰は尋常でない。長年の減反政策が招いた結果とか売渋りとか、マスコミはいう。しかし、消費者だけの問題ではない。本質は米価を生産者が決められず、米価が上がっても上がった分が生産者に届いていないことにもある。生産原価を価格に反映できなければ作るだけ損をする。その結果、高齢化と相まって離農者が増える悪循環が起こる。被害を受けるのは消費者だ。多くは国の問題だが、農業を基幹産業と捉えている新発田市も座視していてはいけない。
 先日、水田用除草ロボットの見学をした。素晴らしく効率的で、6アールの水田を3時間ほどかかって除草していた。この間、人手はまったく必要ない。田植え後4日目で1センチメートル程度の雑草もとっていた。以前では考えられないほど効率的である。「高価だったが、市からの補助金を受けて購入した」と説明し、深く感謝していた。
 農家に対する補助はこればかりでなく、新発田市では白穂被害のときや果樹栽培支援など、これまでもきめ細かく対応してきた。しかし、農業者が疲弊するスピードは支援の規模とスピードを上回っている。猶予はならない。二階堂市長の支援に対する姿勢を伺う。
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