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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和7年 2月定例会
質問日
令和7年3月13日
区分
会派代表質問
議員名
比企広正 (令和会)
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資料

要旨

1 「挑む」という言葉を胸に刻み、「住みよいまち日本一、健康田園文化都市しばた」を実現するための新たな事業等について
 市長は令和7年のキーワードを「挑戦する」という文言の「挑む」という言葉を胸に刻み、まちづくりを進めると本会議初日の提案理由説明で述べられました。この気持ちの現れが、3年連続の増額となる当初予算案となっていると理解しております。
 また、まちづくりの4つの視点として「健康長寿」「少子化対策」「産業振興」「教育の充実」を更に磨きをかけ、「住みよいまち日本一、健康田園文化都市しばた」の実現に向けて取り組もうとしております。
 そこで、本会議初日で市長より提案理由を受けた事業内容を中心にしながら、新年度に向けた市長の意気込み・想いをお聞かせください。

(1) 健康長寿
 まず初めに「健康長寿」であります。
高齢者の歯科健診にオーラルフレイル指導を追加する等の「歯科健診・予防事業」、介護人材のための介護入門研修を新たに開始する等の「介護人材確保対策事業」、市民の皆様の主体的な健康づくりを進めるうえでの今後10年の指針となる「第3次新発田市健康づくり計画」の策定についてを提案理由で説明されていましたが、これらの施策の展開が「健康長寿のまち しばた」の実現に向けた施策とした市長の見解を伺います。

(2) 少子化対策
 次に、「少子化対策」であります。
子育て支援の1丁目1番地として進めてきた保育料無料化に係る「1歳児の無料化の開始」、また「母子健康診査事業」「母子保健活動事業」「こども家庭センター運営事業」に係る事業内容の拡充、新設、充実など、子育てに励む皆様の経済的負担や精神的負担の軽減を図り、さらに、「児童クラブ整備事業」「児童クラブ運営事業」に係る受入れ体制の強化に取り組むこととされました。加えて、「ライフデザイン・結婚支援事業」では、中学生向けのライフデザイン講座を胎内市と聖籠町や連携し、対象を高校生まで拡充することと説明がありました。
 少子化対策は喫緊の課題でありますが、これらの施策の展開によって、若者が将来への希望を抱き、安心して出産・子育てができる環境づくりに繋がるか、市長の見解を伺います。

(3) 産業振興
 次に、「産業振興」であります。
 当市の基幹産業である農業の持続的発展に向けた取組みである「オーガニックSHIBATAプロジェクト」を含め「有機資源センター長寿命化改修事業」「有機資源センター管理運営事業」への取組み、また、持続可能な農業に向けて、環境負荷の低減や所得の向上の取組みとして「環境負荷低減対策事業」「有害鳥獣対策事業」、加えて、ローカル1万プロジェクトの当市初の挑戦者が月岡温泉に誕生の「地域経済循環創造事業」、旧本田小学校をシェアオフィスへ整備する「シェアオフィス整備事業」、更に時代に合った商店街づくりを加速化するための「空き店舗バンク創設」や「中心市街地エリア空き店舗利活用推進事業」の説明がありました。
 観光振興としては、蔵春閣の魅力を高めるために「蔵春閣利活用事業」やインバウンド獲得のための「インバウンド誘客」の施策の説明がありました。
 これら商工業、農林水産業、観光業がそれぞれの強みを横断的に連携させ、地域経済の活性化や雇用創出、稼げる力を備えた「まちづくりのエンジン」となるのか市長の見解を伺います。

(4) 教育の充実
 次に「教育の充実」であります。
 多様化する児童生徒の教育的ニーズに応じた対応等として「小・中学校教育運営事業」「放課後こども教室推進事業」「小・中学校教育扶助事業」「いじめ防止対策事業」「地域クラブ活動推進事業」の取組み、また、新発田城の周辺整備として「埋蔵文化財発掘調査事業」「新発田城土橋門整備事業」、施設の長寿命化を図るための「生涯学習センター施設長寿命化事業」について説明がありました。
 これらの施策の展開によって、子どもたちが安心して学ぶ環境が整い、新発田を愛し、誇りに思う「しばたの心」を持った子どもの育成、教育の充実につながるのか教育長の見解を伺います。

(5) 脱炭素について
 次に、「時代の変化に挑むため」として説明がありました、「脱炭素」についてであります。
 脱炭素社会の実現には様々な困難が生じることは想像に難しくないとおっしゃっておりましたが、「脱炭素社会推進事業」「大峰保育園改築整備事業」等の取組みにより、脱炭素社会の実現に向けた道筋が見えるのか市長の見解を伺います。

(6) 街なみ環境整備事業について
 更に、「時代に合わせたまちづくり」として説明がありました、「街なみ環境整備事業」についてであります。
 『新道・掛蔵エリアを「城下の台所」として道路の美装化など、景観に配慮した整備を実施します』と提案理由説明がありましたが、これまでの経緯や概要など、目指すべき姿について市長に見解を伺います。

2 札の辻広場の利用向上と中心市街地の活性化について
(1) 札の辻広場は、中心市街地のにぎわい創出と商店街の活性化を図るために設置したものであります。
 コロナ禍で利用状況は大きく減少し、コロナ禍明けの利用件数は、令和4年度は13件、令和5年度は27件であり、令和6年度は2月27日現在22件であります。様々なイベントは開催されるようになってきましたが、主催する団体等から、不満の声も少なからずあるようです。そこで以下の点について伺います。

@ 利用団体から苦情や不満等があがってきている事案についてお聞かせください。

A 更なる利用促進に向けた取組みについてお聞かせください。

(2) 旧ハヤカワとレジャー会館について、老朽化が著しいのは火を見るよりも明らかです。私以外にも、過去に何人もの議員から、危ない建物を早急に解体撤去せよ、と一般質問されてきましたが、市長からは明確な答弁を得られておりません。先が見通せる答弁をお願いいたします。
 また、この建物の除去を見据えた場合、中心市街地の活性化への寄与は大きいと考えるがいかがか。
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