会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和6年 9月定例会
- 質問日
- 令和6年9月12日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 長島徹
会議録を表示
録画配信を表示
- 資料
-
要旨
1 新発田の伝統文化の継承について
通告に従いまして、新発田市の伝統文化の継承及び賑わい創出について質問します。
新発田の伝統文化の継承に関連する事業として、以前、ふるさとしばた「食」と「職」のおまつりが行われていた。
このお祭りは、平成16年新発田城復元完成記念事業「城下町しばた文化の祭典」で職人技・台輪文化の紹介から始まり、平成18年から従来の「職人技」に、しばたの「食」が加わり、【ふるさとしばた「食」と「職」のおまつり】として、多くの新発田市民や市内の小学生が職人技に触れ、体験することができるイベントであった。しかし、平成25年から様々な理由で「食」が外れ、平成26年を最後にイベントが途絶えてしまった。
また、夏の新発田まつりの華であり、新発田の伝統文化の一つである金魚台輪については、現在、その製作や修理に係る継承者がほとんどいない現状がある。
これらを踏まえ、新発田市の伝統文化に触れる機会を通じ、その魅力を広く内外に発信することは、市民が新発田市への誇りを更に抱き、賑わい創出や新たな交流人口・関係人口につながるとの考えから、以下の質問をします。
(1) ふるさとしばた「食」と「職」のおまつりについて
@ このイベントが途絶えてしまった理由は。参加された職人さんたちの意向に沿ったものだったのか。
A 職人技に触れ、職人技の継承・普及の可能性があるこの様なイベントの復活が必要と強く感じますが、どのような考えをお持ちか。
(2) 「金魚台輪」の継承・普及について
@ しばたの心継承プロジェクトの理念「新発田の子どもたちがしばたの歴史、自然、文化、産業等を学ぶことで、新発田への愛着と誇りを胸に」の観点から、学校教育における普及啓発の取組みの考えはあるか。
A 現在、金魚台輪の設計図は第七区町内会にあるだけで、一から作れる自治会が殆どないとお聞きします。今後、各地域で金魚台輪を継承していく必要があると思いますが、如何に広く市民に金魚台輪の継承、普及を図るかについてどのような考えか。
(3) 城下町新発田の文化でもある「お茶・和菓子・食」と、様々な「職人技」を融合させ「蔵春閣」を真ん中に置いた「しばた大人の文化祭」的な新たなイベントなどによる賑わい創出の考えについて。
2 城下町新発田まつりの賑わいを再び
コロナ禍を経て、昨年の令和5年度から通常開催に戻った「城下町新発田まつり」ですが、民踊流し・まつりパレードの参加団体や観客数の減少が著しいのではないかと感じます。今後も継続していく城下町新発田まつりをさらに盛り上げ、新しい交流人口からの関係人口につなげ賑わい創出を図るかについて、以下質問をします。
(1) 今年の城下町新発田まつり「民踊流し・まつりパレード・しばたっ子の祭典・奉納、帰り台輪」などの参加団体数と新発田まつりプログラム別観客数について。(台輪の参加団体数は不要です。)
(2) コロナ禍もありましたが、平成28年度をピークに「民踊流し・まつりパレード・しばたっ子の祭典・奉納、帰り台輪」などで、観客数が減少していますがその原因はどこにあると考えるか。
(3) 来客者がリピーターに成るように、今まで以上に魅力ある「城下町しばたまつり」にするため「観る祭りから体験・体感する祭り」への要素も大切だと考えますが、当市の魅力あるまつりにするための考えについて。
(4) 民踊流し・まつりパレード・しばたっ子の祭典の参加団体および観客数の増加に向けた取組みとして、「27日・28日開催」の日にち開催から「金・土・日」の曜日開催への変更も方法の一つと考えるが、その可能性について。