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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和6年 2月定例会
質問日
令和6年3月1日
区分
一般質問
議員名
惣山かすみ
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資料

要旨

1 県の健康アプリ「にいがたヘルス&スポーツマイレージ」を通じた歩くことの推進について
 市では、これまで将来都市像「住みよいまち日本一 健康田園文化都市 しばた」の実現に向けて、「健康長寿」「少子化対策」「産業振興」「教育の充実」の4つに重点を置き、市民、地域、学校、企業、関係機関、行政などが「オールしばた」体制で臨む、「新発田市健康長寿アクティブプラン」、「食の循環によるまちづくり推進計画」、「新発田市地域福祉計画」を策定しています。
 その成果は、徐々に出てきているものの、急速に進む人口減少と高齢化の中、特に団塊の世代が75歳以上となる2025年、団塊ジュニア世代が65歳を迎える2040年に向け、持続可能なまちづくりを進めていくことが喫緊の課題となっています。超高齢社会では、高齢者世代が増加する一方で現役世代が減少していくことから、社会保障に対する負担の増加が見込まれます。このことから高齢者はもちろんのこと、若いうちから健康な体を維持していくことが重要と思われます。
 そんな中、昨年行われた、しばた事業所ウォーキングチャレンジには、市内の16事業者、649名が参加され、1日平均8000歩を達成するという取り組みやすさと、市の広報への無料掲載権利が抽選で当たるという、働き世代の運動不足解消と事業所のニーズが合致した画期的な事業であり、参加者からは継続的に実施して欲しいとの意見もあるとのことです。その際に使用された、県の健康アプリ「にいがたヘルス&スポーツマイレージ」は、スマートフォンにアプリを入れておくだけで歩数をカウントし、アプリ内に自動で記録されるため、記録し忘れることがありません。最大の特徴は、日々のウォーキングやイベント参加でポイントを貯めることができ、貯まったポイントは地域の協力店でサービスを受けることができる点です。
 また、歩行者が多いと、犯罪率の低下につながることから、近年では全国的に、パトロールとランニングを掛け合わせた「パトラン」が広まってきています。パトランは、2013年から少しずつ活動数が増え、現在では、44都道府県で活動を展開し、アプリで活動を報告し集計するというものです。また、子どもの登下校の見守りや道路の危険個所、街灯切れ、不法投棄などの早期発見にも力を入れています。
 市では、地域の見守りを社会福祉協議会が担ってくれていますが、その活動には、子育て世代の市民からも「本当にありがたい。」との声をいただいています。半面、特に低学年の子を持つ市民からは、さらにそういった活動を強化してもらえるとありがたいとの声もあります。
 市民が自身の健康維持のために行うウォーキングやランニングが街の治安維持に貢献するという認識が生まれ、働き世代や高齢者に対し、さらにウォーキングなどに取り組むやりがいを与えることになります。このように健康長寿と地域の見守りには相乗効果があると考え、以下質問致します。

(1) 市では今後の更なる健康長寿に向け、歩くことを推進するイベントや事業の計画はあるか。

(2) 健康アプリ「にいがたヘルス&スポーツマイレージ」を市としても推進し活用すべきだと思う。市民にとって魅力的なアプリとするため、いきいきスタンプ加盟店といった生活に身近な市内商店が地域協力店に加わるよう働きかけてはどうか。また、市内文化施設の入館料などの割引きやノベルティグッズ配布といった特典を加えてはどうか。
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