会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和6年 2月定例会
- 質問日
- 令和6年2月29日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 石山洋子
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- 資料
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要旨
1 発達障がいへの理解促進と安心した就学へ5歳児健診の実施を
発達障がいなどを早く発見し、安心した就学(小学校入学)につなげることをめざす「5歳児健診」の実現に向け、国は今年から市町村の健診の助成を開始しました。
5歳児健診によって発達の特性に気付き、環境に適応する力等、適切な支援や療育につなげることができれば、小学校入学後、通常学級で学べるようになる子ども達も増えてくると考えます。
当市においては、3歳児健診以降、小学校入学前の「就学児健診」がありますが、就学までの期間が短いため、支援が難しく子どもの成長に不安を感じ、1人で悩みを抱えてしまう保護者も少なくありません。
我が子の特性を理解し関わり、個々に合わせた支援を行い、子どもと保護者が安心して就学を迎えるためにも、「5歳児健診」は重要であると考えます。また、5歳児健診を実施するに当たり、健診に関わる小児科医師、保健師といった発達障がいの診断や生活指導ができる専門家の確保も課題となりますが、県や広域で連携し人材の養成や派遣の取り組みを進めていくことが重要であると考え伺います。
(1) 幼児期から学齢期の特別な支援が必要な子どもの人数(過去3か年の推移)及び市の支援体制等の現状について
@ 幼児期について
A 学齢期について
(2) 「5歳児健診」の重要性の認識と実施に向けた検討状況について
(3) 小児科医師等、健診に関わる人材確保に向けた国、県への要望と定住自立圏形成協定での検討状況について
発達障害者支援法は、平成17年4月1日に施行され、その後は平成28年に一部を改正し運用されています。発達障がいに対する支援は着実に進展し、以前より理解されるようになってきました。しかしながら、発達の特性に困難を抱える子ども達を始め、発達障がいが周囲に理解されず、転職を繰り返し困難の連鎖で希望が見出せない若者もいる現状です。
もっと多くの市民の皆さんに理解を深めて頂き、障がいのある人もない人も共に住みやすい新発田市であるために、広報と啓発活動の充実が必要であると考え伺います。
(4) 行政、教育委員会、関連事業所、及び機関、企業、地域等が連携し、市民全体に向けたシンポジウムの開催が必要と考えるが、その検討状況について
2 災害時におけるペット同行避難対応避難所について
災害時においては、人命の尊重と安全の確保が大前提でありますが、近年ペットを飼っている人も多く、ペットも家族の一員であり、災害時にはペット同行避難を希望する方が増えています。
過去の災害では、ペットを置いて避難所へ向かうことができず、災害に巻き込まれるといった事例も全国ではありました。国や県の防災計画では、ペット同行避難への配慮について記載され、マニュアルが策定されています。当市においても、一部の避難所をペット同行避難対応避難所として開設していると認識しておりますが、ペットを飼っている方が躊躇せず、安心して避難できるよう避難所対応についてと、市民の皆さんが希望するペット同伴避難について伺います。
(1) 当市において飼育されている犬の頭数及び犬を飼育している世帯数の推移(過去5か年)について
(2) ペット同行避難所の運営体制と流れについて
(3) 現在、ペット同行基本ルールは策定され、ペット同行避難訓練等を実施しているのか、また、実施等している場合の市民への周知状況について伺う。
(4) ペット同伴避難所を開設する動きが全国的にある中、当市におけるペット同伴避難所を開設に向けた検討状況について