会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和5年12月定例会
- 質問日
- 令和5年12月13日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 小坂博司
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- 資料
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要旨
1 過疎地域持続的発展特別事業について
昨年の12月定例会において「新発田市過疎地域持続的発展計画(以下発展計画)」の議決により、「過疎債」を活用した「過疎地域持続的発展特別事業」に取り組んでから1年が経過しようとしている。今年度においては「加治川有機資源センター長寿命化改修事業」や「大峰保育園改築整備事業」等を進めていると理解している。今後も「発展計画」遂行に向け特段の配慮を望む。
さて、加治川地域では毎年「地域要望」をまとめ市に提出、市は11月初旬「回答書」と共に地元に説明会を開催し理解を求めているところである。今年度の地域要望は63項目、うち新規の要望は23項目に上る。前年度は71項目のうち新規27項目であり、少し前進するも、河川等の維持管理や排水路の改築、そして道路の改良整備など(県が絡むもの)など難しい事項は積み残されている現状もある。「発展計画」にある「生活環境の整備」に向けた事業が望まれる。
また、「発展計画」で示されているように、「産業別人口の動向(令和2年)」で一次産業就業人口比率が新発田市全体5.90%に対し加治川地域では12.57%となっており、まさに加治川地域の基幹産業は農業である。
市はオーガニック農法を推進しているが、まだまだ取り組む農家さんが少ない状況である。強い農林水産業づくりに向け更なる挑戦を要してる。
新発田市の北の玄関口としての「道の駅加治川」はリニューアルオープンから1年半が経過した。「ピクニック」をコンセプトに開業し、今後も交流人口の増加を期待するものである。
このことを踏まえ、人口減少が激しい加治川地域においても、安心・安全そして笑顔で暮らせる地域でありたいと願い4点伺う。
(1) 「加治川地域要望」は各集落で相談し、生活環境の改善に向け切実な願いである。長年の課題も残る中で「過疎債」の活用で、安心・安全な暮らしのため要望事項について計画的に取り組んで欲しいと思うが如何か。
(2) 昭和62年11月30日 登録番号第2167159号「加治川」が「商標登録」されている。権利者は新発田市である。「発展計画」でも農産物のブランド化推進を謳っている。「加治川オーガニック米」や「加治川コシヒカリ」などブランド化に向け「加治川地域ブランド米推進協議会」等の設立などに取り組んで欲しいと思うが如何か。
(3) 「発展計画」に「道の駅加治川管理運営」が記載されている。交流人口の拡大に向け更なる発展を期待するが、今後の運営方針を伺う。
(4) 「発展計画」の商工業の対策(P16)で賑わい創出や魅力的な商業空間形成のための支援が謳われている。地域において地場産農産物の直売所が不足していると感じているが今後の取組みを伺う。