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陳情の詳細情報

陳情第11号 国民健康保険税を引上げないことを求める陳情書

受理年月日
平成25年2月21日
受理番号
陳情第11号
委員会付託日
平成25年2月27日
付託委員会
社会文教常任委員会
議決年月日
平成25年3月12日
議決結果
不採択(賛成少数)
賛成3、反対21

陳情の内容

陳情第11号
  国民健康保険税を引上げないことを求める陳情書

陳情趣旨及び陳情理由
 新発田市は平成25年度に、国民健康保険税条例を改正して国民健康保険税(以下国保税)を引き上げようとしています。昨年10月には据え置きを前提に検討中だっただけに残念であり、また、現在でも国保税は加入世帯の負担能力を大きく上回っており、よって国保税の引き上げを行なわないことを求め陳情します。
 いま新発田市の国民健康保険(以下国保)には全世帯の約42%が加入、現在ほかの健康保険制度加入者も、そのほとんどは今後加入するか過去に加入しており、国保と国保税は現加入者だけでなく全市民に関わる問題です。
 新発田市の国保税は現在、年所得240万円(月額20万円)の4人世帯で年間約36万円(月3万円)、これが改正案どおり引き上げられると約41万円になります。国保税の滞納世帯は昨年6月現在、加入世帯のうち6世帯に1世帯の割合となる16.8%、市税滞納による差押件数は平成24年度、前年度比65%増の264件が見込まれています。国保税がこれ以上に引き上げられれば、滞納世帯も差押件数もさらに増え、正規の保険証を返還させて交付する短期証や資格証明書の発行も増加するでしょう。国保税の滞納には年14.6%の延滞金が課され、さらに保険証の返還を求められます。国保税滞納者のほとんどは、納めたくても納められないのが実情であり、国保税は引上げでなく引下げこそ検討されなければなりません。
 国保制度の構造的問題や国庫補助の大幅削減など市町村国保がかかえる困難な事情は理解できますが、納税義務者の20%近い滞納者を生む税は問題です。県内で約半数の自治体が実施している一般会計からの法定外繰入れ等も含めて検討いただき、引き上げを行なわないよう強く要望します。

陳情項目
1.国民健康保険税の引上げを行なわないで下さい

平成25年2月21日

新発田市議会議長 宮野 昭平 様

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