陳情第1号
郵便不正事件の再審を望む陳情書
陳情趣旨及び陳情事項
小生が購読している新聞の朝刊は、3月23日付の社会面で凛の会元幹部Kの逆転無罪判決を特大で報じている。
Kは捜査段階と一審までは関与を認めて有罪判決を受けたが、控訴審で無罪主張に転じてそれが認められた形だ。
国税から200億円もの切手代が不正に利用された詐欺事件なのに、結果的には誰も犯罪人がいないことになった。消えた200億円分の郵便料金は誰が国民である主権者に返還するのだ。知ってる人がいたら教えてもらいたい。
事件がここまで国民をばかにした形でごまかされたのには、あのM検事のFD日付改ざんが決定的原因に見えるが実はそうではない。新聞報道で度々名前の出た有力政治家Iと全く名前の出ない当時の厚労相某、担当部局のこれも名前の出ない局長某が主役でなければ発生しなかった筈の詐欺事件だ。M検事と最高検はこの事件の主役を最初からつかまえる決意は持たず、雑魚であるM女K男ともう一人今回無罪判決を受けた別のKだけをつかまえるつもりだった。つまり、政界官界の有力者の詐欺事件を検察全体で無いことにしようとしたのだ。裁判官の判決は変に見えるが、証拠が無ければ無罪にする他無かったのだ。頼りない話だが仕方のないことだ。
行政検察司法の対応に不満を持つ主権者の一人として小生は先般ある議会に陳情書を提出した。燮理の任を負う野田佳彦氏に事件の真相究明を求めてもらいたいと。
まことに残念な事だがそこでは不採択だった。事件は司法の場で片付いているとの理由である。司法の場を含め事件の顛末に納得がゆかないから陳情したのだが。
今回は某市議会だけでなく及ぶかぎりの関係先へ本件を陳情する。関係機関及び関係各位にはよろしく本陳情の趣旨をご理解いただきたいと希望する。
以上が陳情の趣旨及び陳情事項である。
平成24年3月23日
新発田市議会議長 宮野 昭平 様