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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成30年 2月定例会
質問日
平成30年3月8日
区分
会派代表質問
議員名
湯浅佐太郎 (新発田政友会)
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資料

要旨

二階堂市長の「新生しばた」について。
二階堂市長が考えるまちづくり実行プランの総括として今までの2期8年で大事な課題について伺います。
1期目の「種まき」を受けて「育てる」4年間とプランニングされたと聞いております。また今年は市制施行70年を過ぎ、「進む」をキーワードとして「進化」して「新生しばた」の幕開けを表明されております。変革への挑戦で新しい価値・魅力を創造するとも提案されました。その文言をふまえて子供たちの未来の為の政策としての以下の質問においてそれぞれの具体的施策や進捗状況について伺います。

1 活気ある街づくり(交流人口増)について
昨年4月から設立された新発田版DMOや産業振興・観光振興でのプランですが、今までのしばたんバスや、AGAKITA食KING等各種イベント、農産物輸出販売促進なども一生懸命ですが、なんといっても誘客促進事業の充実、商工振興課・農水振興課・観光振興課による各課横断的な産業関連連携事業が重要と考えます。
そこでこの度は観光振興課・商工振興課による新発田版DMOトライアルの今後について。
又、ヨリネスしばた開庁1年を経過し、中心市街地交流人口増の為の対策について、又インバウンド誘客の具体的な事業について展開施策を伺います。

(1) 中心市街地活性化策として札の辻での集客事業が着々と浸透して通行量も増加し、バスの乗降客も増えましたが、中心市街地の商店街への交流人口は限定的であると報道がありました。これから活性化する為の更なる具体的な施策を伺います。

(2) 新発田版DMOの活動が本格化し、トライアル事業の30年度以降の誘客促進など具体的な施策を伺います。

2 子育てしやすいまちづくり(教育の充実)について
新発田は待機児童ゼロを実現し、認定こども園など施設の充実や保育士の確保など、子育てコンシェルジュ、かかりつけ保健師等も配置し、第3子以降の保育料助成なども実施し、子育て支援において様々な事業が充実しております。それは他県他市の各種制度に勝るとも劣らない制度であります。その上新年度では教育総務課において第3子以降学校給食費支援事業が新規事業として立ち上がります。その中身を伺います。
また、小中学校の統廃合では今年東小学校が開校いたします。今後も各地において具体的に作業が進んでいくと思われます。この度は小学校の統廃合でなく、中学校の今後であります。中学校生徒も年々減少し、新年度では2つの中学校で生徒数が100人を切ることが分かっております。平成23年の提言、望ましい教育環境に関する基本方針における中学校の今後の学区見直しや統廃合の見通しを伺います。

(1) 第3子以降の学校給食費無償化について具体的な内容を伺います。

(2) 望ましい教育環境に関する基本方針において学級数は1学年2学級以上、1学級20人以上の生徒が望ましいとあります。市内中学校の学区見直しや統廃合について今後のお考えを伺います。

3 人が寄ってくるまちづくり(人口減少対策と福祉)について
安心して暮らせるまちづくりとして市は以前から高齢者福祉と社会福祉に多くの予算と事業を実施してきました。新年度も障害者地域生活支援事業や各種扶助費助成事業が整備されております。それらの事業につきましては今後も多くの財政的な支援をしていかなければいけません。各地の集落において一人暮らし世帯が非常に増えております。特に高齢者と障害者の一人暮らし世帯に対する支援として山間地の雪害は毎年の課題でもあります。そこで高齢者・障害者一人暮らし世帯への支援策と、市長はこれからの人口減少社会への対策として「定住促進と情報発信」で人口減少を止めるとし、「しばた魅力創造戦略」にある新生しばたをオール新発田で変革に挑戦するとのことでした。以下具体的な施策について伺います。

(1) 今年は災害規模の大豪雪でありました。予算的にも健全財政を脅かす災害と言えます。そのような中、中山間地を広く持つ当市では多くの一人暮らし世帯・高齢者世帯・障害者世帯があります。今年の高齢者世帯屋根雪除雪助成金の支給状況と障害者世帯屋根雪除雪助成金の支給状況と、今後の一人暮らし世帯の自然災害対策としてはどのように充実させていくのか伺います。

(2) 人口減少対策・定住促進策として、「しばた未来創造プロジェクト」が平成27年10月発足しました。若い世代と官民交流策として10年20年先の新発田を考えるアクションプランを実践し、活動されていると聞いております。そのプロジェクトチームの現状と今後の具体策を伺います。

4 市民みんなでまちづくり(市民参加・情報公開)について
ヨリネス・イクネス・アイネスという街の顔ができました。ハード面での整備が終わり、これからはソフト事業の充実・拡大による財政の安定・未来の安心(10年後の財政計画)が担保されなければいけません。市民参加で協力するには官民産学の連携が必要です。各種ワークショップや広報しばたの様な単なる情報出力でなく市民の皆様のアイデアや熱意、思いとして今後の課題解決のための意見交換組織が必要と考えます。歴史の街新発田で今年歴史図書館が開館します。市中には価値ある歴史的な文化財や資料、お宝が多く存在していると聞きます。昨年寄贈決定された大倉喜八郎氏の別邸「蔵春閣」をはじめ、歴史文化財を多く持つ当市では早めに対策を打つことが求められていると考えます。今、市中のほ場の中に埋蔵文化財が眠っているようです。既存のほ場の4倍近くの確率で確認作業と試掘・本調査が必要であるとの事です。ほ場に限らず、民間レベルでもお宝が多くあります。今後情報収集して歴史図書館と合わせて、以前から要望として出ている歴史資料館や博物館を既存の施設、建造物にて保管や展示を行って頂きたいと思います。そこで、以下質問いたします。

(1) 埋蔵文化財調査や歴史資料館の為の専門職員の人材拡充を図り、歴史の街新発田を早期に確立すべきと考えます。市中の既存・新規の文化財情報を募り、閉校校舎、又は既存の施設、コミュニティセンター等における保管や展示、情報公開をするお考えはないか伺います。

(2) 歴史図書館や歴史的文化財で新発田版DMOトライアル、産業振興としての中心市街地活性化策として誘客された交流人口と合わせたソフト事業で市民参画の事業を展開するべきと考えます。市長のお考えを伺います。
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