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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成29年 9月定例会
質問日
平成29年9月14日
区分
一般質問
議員名
小林誠 (民主クラブ)
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資料

要旨

1 特別な事情による予防接種の再接種について
 白血病や小児がん等に罹患し、骨髄移植手術や抗がん剤治療を受けると、それまでに定期予防接種で獲得した免疫が無くなり、予防効果が期待できなくなるが、そうした免疫が無くなり予防効果が期待できなくなった場合の再接種は任意となっている。
 予防接種には定期接種と任意接種があるが、定期接種の目的は、『疾患の発生及び集団でのまん延を予防する』となっている。要は個人の疾患を予防するという意義の他に、集団でのまん延を予防するという大きな目的があり、保護者には努力義務が課されている。そういった意味では、任意で、自己判断で、再接種をするということに問題があり、1回目の接種は保護者に努力義務が課せられるのに、2回目は任意であるということに矛盾すら感じる。
 定期接種は予防接種法に基づいて市区町村が実施主体となり、ほとんどの地域が無料で受けることができ、その財源の9割ほどを国が交付税措置している。
 ところが現行制度では最初の定期接種は無料であっても、骨髄移植手術や抗がん剤治療を受けたのちに再接種が必要になった場合は、任意接種扱いとなり費用は自己負担となっているのが現状である。
 医師から再接種の必要性を認められたとしても任意接種であり、その費用は1回あたり1万円前後で、必要な再接種をすべて受けると、最大で20万円ほどがかかる。集団でのまん延を予防するという観点に立っても、特別な事情による予防接種の再接種が、経済的な理由によって受けることができないということがあってはならない。
 こうした特別な事情による再接種に対し、費用の助成制度を創設すべきと考える。県内でも長岡市や見附市で既に『特別な理由による任意予防接種費用の助成制度』として始めている。
 また一方で国へも要望を強く訴えるべきである。特別な事情による再接種も定期接種扱いとし費用を国が負担すべきということもあるが、それ以上に健康被害に対する補償制度も定期接種と任意接種で違いがあるからである。定期接種は予防接種法による救済措置で、最大で4,340万円が支払われるのに対して、任意接種の場合は予防接種法ではなく、別の法律での補償となり、金額も722万円余りとなっている。予防接種を安心して受けられるよう、万が一の健康被害に対してもしっかりとした補償が必要であり、それを国に対して要望していく必要がある。
 市長は常日頃から『日本一住みよいまち』を公言されており、こうした制度の必要性について異を唱えることはないと考えるが、特別な事情による再接種について、以下質問する。

(1)再接種の必要性についての認識と当市の現状について

(2)集団でのまん延を予防するという観点から、特別な事情による予防接種の再接種の必要性について

(3)特別な事情による再接種への費用助成金制度の創設について

(4)国への制度改正の要望について

2 2017年城下町しばた祭りの総括について
 新発田の夏を鮮やかに彩る本年の城下町新発田まつりは、祭りに先駆けて地域の金魚台輪の曳き回しに始まり、今年から規模を拡大した25日の「花火大会」、26日の子ども台輪、新しく札ノ辻広場で開催された「新発田よさこい物語」と華やかに宵祭りが行われた。「奉納台輪」が各町内を出発すると、いよいよ新発田祭りの本番が始まる。「子ども広場」や「民踊流し」、二日目は「祭りパレード」、最後は「帰り台輪」での一斉あおりでお祭りを賑やかに締め括った。
 今年の帰り台輪はあいにくの天候で、土砂降りのなか一斉あおりが行われ、各台輪周りの提灯、役員の手持ち提灯が殆んど破損してしまい、来年に向けて不安要素が伺えた。全体的には新しい取り組み・イベントも増え市制70周年に相応しい中心市街地の賑わい創出となったことは間違いない。
 市と市民が一緒になって盛り上げる伝統の新発田まつりは、当市にとって大変重要な歴史・観光資源であると同時に後世にしっかりと残さなければならない文化であると考える。このお祭りを未来に繋ぐためにも本年も城下町しばた祭りの総括を求めたい。

(1)2017城下町新発田まつりの総括と課題について

(2)ゲリラ豪雨によって破損してしまった台輪周りの調度品の修理には多額の費用を要する。単年度だけでも修理費の支援策を講じるべきと考えるが市長の見解は

(3)台輪運行の為の交通安全対策について
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