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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成29年 9月定例会
質問日
平成29年9月13日
区分
一般質問
議員名
板垣功 (つなぐ会)
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資料

要旨

1 新発田市の「危機管理」体制について
 危機管理という言葉を聞いたときに、どのような事をイメージされるでしょう。東日本大震災では何度も危機管理という言葉が飛び交いました。「事前にリスクを把握できないような想定外のことが起きたときにこそ危機管理が問われる」とよく言われるのですが、危機管理というのは事前の備えと、起きた後どうするのかという事後の対応、この二つを組み合わせて考えることが非常に大切ではないかと思います。また、アメリカでは小さな出来事ならば「インシデントマネジメント」、大きな災害に関しては「エマージェンシーマネジメント」、それから国の存続そのものを脅かすような本当に大きな危機に関しては「クライシスマネジメント」という言い方をして、それぞれ使い分けをしています。しかし、日本語だと全部「危機管理」です。その中で「クライシスマネジメント」に関しては外国からの侵略やテロ、騒乱などの有事や、大きな自然災害、原子力発電所の臨界事故など、国家の独立と安全における危機や、国民の生命・財産が脅かされる重大で切迫した事態に対応するために、国として迅速かつ適切に対処することが大切である。近年における危機管理のあり方をめぐる情勢は天災や人災の危機に加え、核攻撃をはじめとして生物兵器や化学兵器などによるNBC(核、生物、化学物質)災害への懸念の増大化や国際テロの頻発などによるマルチハザード対策の必要性が高まり、諸般の危機への総合的な安全体制の構築が指摘されています。当市でも危機発生時には円滑に対処出来るよう危機管理能力を高めるための教育、訓練が重要であると考える。その為の今後の方針、対策等について以下伺う。

(1)8月25日の豪雨、同29日の弾道ミサイルの発射には迅速に対応できたか。(職員への連絡、配置、豪雨被害の情報と対応、被害状況の把握、市民等への情報発信)

(2)8月25日の豪雨災害の復旧見通しはどうか。(施設の復旧と安全対策)

(3)災害のレベルに合わせた対応マニュアルは確立されているか。

(4)平常時における危機管理意識は市民や市職員に十分周知されているか。
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