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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成29年 2月定例会
質問日
平成29年3月13日
区分
一般質問
議員名
阿部聡
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資料

要旨

1 新発田の魅力をさらに高めるために
 新発田市の新年度予算案を見ますと、市税増を2.2%と見込んでいます。新発田市より大きな伸びを見込んでいるのは、北陸新幹線路線等の減価償却分を計上した糸魚川市、県の大規模太陽光発電団地からの収入を税収として計上した阿賀野市だけで、それに次ぐものです。
 担当課によりますと、定住促進策等の成功による新規転入者増・新築増等の効果が大きいとのことです。つまり、新発田市の場合、人口問題に正対して結果を出して、市の足腰は確実に強くなったということであります。市長の掲げる「住みよいまちづくり」がカタチになり始めたと言えます。
 今後この流れを逃さず、さらに足腰を強くするために、子育てしやすいまち、子どもが健やかに育つまち、お年寄りとその家族が安心して暮らせるまちづくりを目指して、なお一層新発田市の魅力を高め、転入者を増やすべく、以下の3点について市長の具体的な見解をうかがいます。

(1) 本年1月に悲願の年度内待機児童ゼロが達成されました。市長はじめ関係各部署の職員の皆さんのご努力の賜物であり、深く敬意を表するものであります。ところが、交通インフラの整備、子育て支援策の充実、定住促進策の進捗にともない、来年度以降も保育を必要とする子どもの数は現状より増えていくことが予想され、年度内の待機児童が出る可能性は高いと考えられます。以前に未満児保育施設を3園建設しましたが、卒園後どこに入園すればよいか、入園できるのかも心配されています。待機児童を出せば、子どもを預けられないので働けない、本当に困ってしまう、という事態を引き起こします。人出不足にも直結して市の発展を阻害します。どのような対策を考えておられますか?

(2) 一昨年6月現在で特養申込者は369人で自宅待機者は106人でした。その後特養待機者数はどのように推移し、直近では何人いますか。特養待機者とその家族はとても困っています。特養申込者は家族での介護が難しくなったからこそ、入所を希望しているのです。昨今の人手不足のなかでも介護離職者も出ているそうです。待機者ゼロを目指して力強い対策が望まれています。どのような対策を講じられますか。

(3) 一昨年9月議会で、子どもたちの健全育成とスポーツツーリズムに寄与すべく、屋根付のグラウンドを建設すべきではないか、と質問しました。子どもたちは冬場や雨の日などは屋内グラウンド確保のために市外まで出かけており、練習時間も削られています。時間と経費を使わなければならない送迎の保護者は本当に困っています。また、合宿誘致のツールとしても屋根付のグラウンドは必須です。市長はその必要性を認めながらも資金難であるため補助事業を捜させていると答弁なさいました。その後の進捗状況と建設に向けての決意をお聞かせ下さい。
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