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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成29年 2月定例会
質問日
平成29年3月13日
区分
一般質問
議員名
宮村幸男
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資料

要旨

1 市の公共交通整備計画等の実施について
 市域全域の公共交通整備計画が決定されたと思う。交通弱者への支援策であり、経済的には無論、文化、健康行事の参加等にも効果があり、内心の豊かさにも寄与できる施策で攻勢的に位置づける必要がある。

(1) 全体的に交通弱者、地理的弱者、そして高校生等の登下校に対しどの様な制度設計がなされているのか。少子高齢化社会における高齢化の進展と交通事故、交通不便地域などへの対応としてデマンドタクシー方式を交通主流として位置づけ整備すべきと考えるがシステムの概要を伺いたい。また、料金はどのように設定されるか。

(2) 市内設計から実施計画、そして事業スタートになると思う。合併から10数年、豊浦、加治川、紫雲寺地域の区別なく、小学校統合の条件もなく、市内一斉に何年次から実施されるのか伺いたい。

(3) 市の「まちの顔」が完成し、市制70周年の新しい新発田のスタートの年といわれます。それにふさわしく特に市街地メーン通り、車道の安全対策を今一度点検見直しをし、側線の白線を新しく引き直しを検討すると共に、自転車のレンタル事業を開始すると同時に自転車を安全に走行可能にする必要があります。新発田駅前から城までは観光や散策、買物が出来るように路面標識を新たに導入すべきと思うがどうか。(新潟市北区葛塚地区では、車道側線上に自転車専用レーンとひとめでわかるように濃い青色の矢印標示がされている)

2 空家活用の総合対策について
(1) 市は、空家対策強化のため、県土地家屋調査士会等4つの団体と連携協定を結び空家の問題解決に積極的に取り組む姿勢をみせている。空家を常時把握する組織づくりから始めることが大事だろう。空家になって朽ちる頃に苦情で知るのではなく遅くとも1〜2カ月で把握可能なように、まず広報で周知し、地域やシルバー人材センターなどの早く知ることの出来る身近な団体や組織を立ち上げることが必要でないか。

(2) 空家の中で所有者が、市にその後の利活用を委任した場合、新たな所有者が決まるまでの空家の窓あけや除草、屋根の雪下ろしなどをし、いつでも利活用を可能にする管理方法はできないか。

(3) 市の転入者向け住宅取得補助制度の利用件数増で転入者増は喜ばしい。今国会で通れば秋口に予定される空家を高齢者や子育て世帯向けの賃貸住宅として活用するため改修費補助事業が始まる。市営住宅待機者等、市内向けを優先しつつ転入者にも住宅活用を可能にしてはどうか。市は空家地域のしきたりなど説明したり、出し手と受け手の総合マッチングシステムを構築すべきでないか伺いたい。

3 看護師の地域おこし協力隊導入と定住化について
(1) 看護師の資格を持つ方が、地域の自治会や活動に関わって地域振興に取り組む地域おこし協力隊として受けいれている自治体がある。住民の交流の場をつくったり、高齢化の進む地域の振興や活性化に看護師の資格を生かし、血圧を測ったり健康相談に応じたり病気予防や生きがいづくりにつなげる事が有効でないか。集会が集落の保健室にもなり、現在の協力隊とナース協力隊の両方を採用し、特に中山間地域住民の健康と安心、生きがいづくりに活かすべきでないか。

(2) 地域おこし協力隊は3年の期限だが、出来れば定住してもらいたい。定住につなげるには、就労の場の確保に自治体がどれほどの支援をするのかにかかっていると思う。就労、就農、起業支援など課を横断した結婚もふまえた重層的支援体制が必要でないか伺いたい。
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