会派代表質問・一般質問一覧要旨

１　アフターコロナの観光振興策の現状と展望
　日経平均株価はバブル期の過去最高値に迫る勢いで推移しており、日本経済は復調の兆しを見せ始めているかに見えます。しかしながら市民生活は、円安とインフレにあえぐ正に実感なき株高であり、景気回復を肌で感じる為には、地域経済活性化と物価高を上回る賃上げの好循環実現が不可欠であります。
　地域経済活性化に向け、魅力溢れる新発田の観光資源を最大限活用する施策を広く市内外に知らしめ、アフターコロナの外需内需をいち早く効果的に取り込んでいくことが肝要と考えます。
　以上を踏まえ、当市の観光振興策についての現状及び今後の展望について伺いたく、以下の質問事項へのご答弁をお願い申し上げます。

（１）　インバウンド誘致状況について

　　　�@　R4年度及びコロナ前のR1、H30年度、月岡温泉の海外からの外国人宿泊者数の推移

　　　�A　インバウンド誘客施策にある、トップセールス・旅行エージェント招聘等について具体的な計画内容

　　　�B　新潟空港や港湾に関係する民間企業及び周辺自治体と当市が積極的に連携することにより、交通インフラを通した誘客拡大が図られると考えるが、市の現状と今後の連携強化に向けた具体的な計画はあるか。

（２）　内需拡大について。３月以降いわゆる北陸応援割適用により、「今・得キャンペーン（宿泊）」はインパクト薄めの感が否めない。今後はスポーツ&カルチャー&スタディツーリズムや情報発信の強化、或いはインバウンド誘致強化に向けた予算の確保へ舵を切る方が得策と考える。今後、「今・得キャンペーン（宿泊）」を続けていくのか、市の方向性について伺う。

（３）　観光旅行業界においては人手不足が叫ばれており、全国的に宿泊施設がフル稼働できない等の課題もある。新発田市ではそのような現状があるのか。また、将来的に人手不足になった時のため、若手人材や外国人就労者の確保に向けた独自の支援策についての考えはあるか。