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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和5年12月定例会
質問日
令和5年12月11日
区分
一般質問
議員名
渡邊喜夫
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資料

要旨

1 給水スポットの設置について
 近年、誰でも無料でマイボトルに飲料水をくむことができる給水スポットの普及が進んでいます。マイボトルの携行による給水スポットの役割は気候変動、海洋資源の保護に関わるプラスチックごみの使い捨てを削減する具体策として持続可能な社会実現へ注目を集めています。これは市民へのSDGs(環境課題)や熱中症予防対策等の啓発に大いに役立ちます。水道直結型の給水スポットを積極的に設置している自治体もあります。
 滋賀県大津市では琵琶湖の環境保全のため、マイボトルを持ち歩く習慣を身につけてもらおうと、市企業局(水道局)が子どもや車椅子の人も利用できるよう通常の冷水機より注ぎ口と押しボタンの位置を低くしたり、マイボトル給水と併用の冷水器の設置などもされております。また給水カウンターを付けることでペットボトルの削減本数を可視化することができます。新潟県内に於いては妙高市が2050年までにゼロカーボンシテイの実現に向け、マイボトル利用の推進と給水スポットを市内各所の運動施設や公共施設に設置しております。新発田市に於いてもSDGsの観点や熱中症予防対策、併せて安全で高品質の水道水の活用促進につながる給水スポットを公共施設等へ設置すべきと考えますがお考えをお伺いします。

2 農業振興の課題について
 夏の高温の影響により畜産や果樹、園芸作物の被害の他に稲作については米が白く濁る等の乳心白粒の発生によって令和5年産米の品質低下による収入減少が発生している。最近の農業資材費の高騰に続いてのダブルパンチによって新発田市内の農家は窮状に瀕している。また米の需給調整や農業所得の向上策に新潟県が示している水田の2割に園芸作物の作付け推進がある。圃場整備事業計画の採択要件のようにもなっている。このことから大区画圃場に於ける野菜等の作付け体系や販路等に悩みを抱えている地域が多い。市はもとよりJAや土地改良区、県農業普及センター等、官民挙げて計画づくりや技術指導に地域農業の支援に動いている。また、今後、高齢化や人口減少の本格化により農地が利用されなくなる危機的状況が懸念されている。地域農業の将来の在り方について、地域の話合いの場を基本に、目標地図を含む地域計画の策定を農業委員等が推進役で取組んでいる。地域農業を維持するために、誰が・どこの農地で・どんな作物を・どのように栽培するのか、これから先の地域の農業の姿を、地域のみんなで話し合い、地域のみんなで、地域の地図上に色塗りしながら作り上げていく将来計画が進行中である。そこで市長に現状を踏まえ、それぞれの農業振興の課題について5点伺う。

(1) 新発田市の米の1等米比率の状況と減収による農家所得の影響について伺う。

(2) 今後も気象変動による少雨のため、ダムの渇水、農業用水不足や米の品質低下が危惧される。今年の加治川用水事業並びに松岡ため池等の効果について伺う。

(3) 新潟県では高温障害によって農畜産物の販売収入減少等に農業者支援を検討している。新発田市の支援策を伺う。

(4) 圃場整備後の園芸振興の課題について伺う。

(5) 地域計画の進捗と課題について伺う。
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