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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和5年12月定例会
質問日
令和5年12月11日
区分
一般質問
議員名
高橋茂
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資料

要旨

1 障がい者との共生社会について
 新発田市では、「すべての市民が住み慣れた地域でともに支え合い、安心して暮らせる福祉の地域づくり」を理念に、地域自治会、福祉関係者、社会福祉協議会、行政がそれぞれの役割を認識しながら、地域福祉活動計画を策定し、他市町村より一歩踏み込んだ、福祉計画を策定されているものと認識しております。
 障がいは、人生の一部であり、誰にでも降りかかる可能性があるものです。障がいを持つ人々にとって、社会参加は生きる上で不可欠です。しかし、未だに多くの障がい者が、物理的なバリアや社会的な偏見に直面しています。この状況は変わる・変える必要があります。
 障がい者の社会参加を理解促進することは、社会全体の利益になります。それは、能力とポテンシャルを最大限に引き出し、多様性によってもたらされる利益を享受することを意味します。
 障がい者の社会参加を促進するには、バリアの除去、教育へのアクセス向上、適切な雇用機会の提供、偏見と差別に対する闘い、そして包括的かつ個別的な政策の推進が必要です。また、我々一人ひとりも、相互の尊重と理解を持ち、障がい者と共に進む文化を醸成することが求められます。
 また、誰にでも起こりえる障がいのひとつとして難聴があります。
 難聴になると、周りで起こっている情報が極端に減少してしまいます。情報が変化する中、正しい情報を難聴者にも届けるためにも、手話の利用が必要になってくることが予想されます。
 新発田市では、軽度難聴の方々にも補聴器購入の補助をしております。重ねて、手話サークルの紹介を促すことも必要と考えます。

(1) 障がい者との共生社会の実現は、人間形成において学校教育における学びがとても大事だと考える。現在市内小中学校では障がい者との共生社会の実現においてどういう共生教育を行っているのか?

(2) 障がいの中でも、一見、外見では判断できないような、ろうあ者や、知的障がい者に対する共生教育の現状についてどうなっているのか?

(3) 健常者が障がい者に対して、やさしさの一歩を踏みだせるよう、社会福祉協議会から「福祉にタッチ」を発行しています。
    また、社会福祉課は障がい者が救いを求めたいときの「ヘルプカード」を配布しています。障がい者と健常者の共生にとっては、いずれも非常に良いツールでありますが、周知が足りてないように見えます。その周知は今後どのようにされて、その「福祉にタッチ」と「ヘルプカード」をどのように活かしていくのか?

2 コミュニティバスについて
 加治川地区にも、市民にとって念願のコミュニティバスが、今年の11月7日より運行を開始いたしました。
 市長をはじめ、ご尽力いただいた執行部や、関係者の皆様に、改めて感謝申し上げます。
 このデマンド方式のコミュニティバスが、旧町村と新発田市内のまちなかを繋いでくれているおかげで、公共交通空白地が減少傾向にあることは、明らかなことです。
 さて、この新発田市内各地を繋いでいるデマンド方式のバスですが、利用状況に地域差が出てきているのではないかと懸念しています。
 市民には、できるだけ乗車していただきたいのですが、運営している新発田市にも、乗ってもらうような企画や努力も必要です。
 例えば、下車地域の店舗のサービス券や、フリーペーパー等を車内で渡すことにより、乗車料金の負担感を軽減させることも必要かと考えます。

(1) コロナ後の、新発田市内各地を繋いでいるデマンド方式のバスの乗降者の伸びと状況を教えてください。またその課題は何か。市長の見解をお伺いします。

(2) 新発田市内各地を繋いでいるデマンド方式のバスが運行開始しているわけですが、運行開始後は、どのように地域のニーズをとらえて、運行の見直しに繋げているのでしょうか?

(3) 加治川号に限らず、新発田市内各地を繋いでいるデマンド方式バスの、冬の雪道などによる遅延などが発生した場合、携帯電話などの端末などでバスの現在地などがわかるようにできないものでしょうか?

 以上、一回目の質問とさせていただきます。
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