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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和5年 9月定例会
質問日
令和5年9月13日
区分
一般質問
議員名
惣山かすみ
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資料

要旨

1 性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律について
 第211回通常国会にて成立した「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」いわゆるLGBT法は、施行されるにあたり想定される課題に対して、慎重な検討が欠けていたように思います。
 法制化を検討するにあたっては、広く国民の意見を反映させるために十分な意見の聴取の機会を設けることが重要であり、具体的な問題に焦点を当て、実生活の課題から解決策を見つけることが重要です。
 しかし、そのような議論のないまま、「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様化を受け入れる精神を涵養し、もって性的指向及びジェンダーアイデンティティ の多様性に寛容な社会の実現に資すること」を立法趣旨とし、事業主や学校における教育や啓発の実施、環境整備等を求める内容となっているほか、毎年1回、政府が施策の実施状況を公表する内容となっています。
 性的少数者の方々が直面している問題を理解すること、彼ら彼女らを差別することは許されないとの認識をもつことは大切なことです。
 一方で先行する諸外国では、性的少数者の差別禁止の規範を悪用した性犯罪の増加など、女性の権利侵害、スポーツ界におけるジェンダー問題等が生じています。中でも、最も懸念されるのは、アイデンティティの確立していない子どもの発達への悪影響です。アメリカ合衆国等では、子どもへの安易な二次性微抑制ホルモン剤の使用、ホルモン治療、性転換手術をしたあとの後悔、子と親、家族との分断、アメリカ合衆国の一流大学での学生の4割がLGBTを自認するという若者への流行、性道徳の乱れなど、様々な問題や社会的混乱が生じており、アメリカ合衆国では性的少数者の差別禁止の法律制定を見直す方向へ転換する動きがみられます。
 (アメリカ各州で反LGBT法が64本成立している。2023年6月9日現在)
 具体的な道筋を持たずに法制化が進められれば、現場は混乱し、法律の趣旨から逸脱した過剰な主張や要求が広まって、社会の混乱を引き起こす可能性も懸念されます。
 以上のことから質問致します。
 他自治体で起こったトラブルから、本市においても起こり得る事を把握して、未然に防ぐ方策を検討されているでしょうか。

2 保育園、こども園について
 近年、共働きが増え、核家族化が進み、家庭における親子の時間が少なくなっています。忙しない毎日の中で親は、子どもに対して怒ったり、イライラする機会が増えているとの声があります。
 市内の学校では、保護者にもCAPプログラムに参加することが推奨されているように、家庭で親がじっくりと子どもの話を聞いてあげることや存在を認めてあげることが、子どもの心身に大きく影響し毎日を安心して過ごすのにとても重要なこととされています。同時に、癇癪を起しづらくなったり、いじめ防止にもつながります。
 しかしながら、大切なことだとわかっていても家にいる間は家事に追われて思うように親子の時間が取れない家庭も多くあります。
 親子の時間を作るには、家庭の努力だけではなく、市としての支援も必要と考えます。
 新発田市の、妊娠・出産・育児切れ目のない子育て支援や食とみどりの新発田っ子プラン等は素晴らしく、その成果は、子育て世代の転入が多いことからも見て取れます。
 そこで、更なる子育て支援として、市内保育園、こども園について伺います。

(1) 布団の購入、週末持ち帰り等を無くすため、お昼寝コット(簡易ベット)導入のお考えはないか。

(2) オムツの記名と毎日の持参を無くすため、希望する方にオムツ定額制導入のお考えはないか。
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