現在位置 :トップページ会派代表質問・一般質問一覧 › 会派代表質問・一般質問一覧要旨

会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和5年 6月定例会
質問日
令和5年6月16日
区分
一般質問
議員名
石山洋子
会議録を表示
録画配信を表示
資料

要旨

1 アピアランスケアの支援について(がん患者の治療と社会参加を後押し)
 国内における死因の第1位はがんであり、男性の3人に1人、女性の2人に1人が、罹ると言われています。
 がん対策には、健診率を上げることによる「予防」、高度な治療体制の提供など「医療」、緩和ケアや労働を支える「共生」の3つの観点がありますが、アピアランスケアとは、医学的・整容的・心理的支援を用いて、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアのことです。厚生労働省では、がん医療の進歩により治療を継続しながら、社会活動を送るがん患者が増加していること、治療に伴う外見変化に対して、医療現場におけるサポートの重要性が認識されていることといった現状を踏まえ、アピアランスケアの必要性を示しています。
 抗がん剤治療を行った場合、副作用で髪の毛が抜ける場合もあり、髪の毛が抜けることの精神的ダメージは非常に大きく、外見が変化する中で「自分らしさ」と「社会の中で今まで通りに過ごせるか」就労や就学等、社会との接点で患者は、困難や苦痛を感じています。
 そこで必要となる支援の一つとして、ウイッグや補正具の購入費助成が必要であると考え伺います。

(1) アピアランスケア支援が必要と考えるが、市としての認識を伺う。

(2) ウイッグや補正具購入費助成が必要と考えるが、市としての認識を伺う。

2 多様な居場所、学習機会の確保で不登校支援の充実を
 「教室には通えないが、学校へ行き勉強がしたい」そんなお子様の声を保護者から聞いたのは、1年前のことでした。
 子どもが不登校になる理由は様々考えられ、特定は難しいですが、誰にでも起こり得ることでもあります。
 文科省の調査では、2021年度、不登校の小中学生は24万5千人。コロナ禍での生活環境の変化も重なり、5年間で1.8倍となっているとされています。当市の実態は、いかがでしょうか。また、このうち約4万5千人は、学校内外での相談支援などを受けておらず、不登校が長期化していると言われています。
 そんな中、当市では不登校の公的支援施設「教育支援センター車野校」が本年、6月1日に開校しました。全国的にも先進的な取り組みであり、木造校舎と自然豊かな環境の中、地域の皆様とも交流を重ねている特色ある教育支援センターです。一人ひとりに合った学びの場になることを大いに期待しています。また、今後の不登校支援の充実には、当事者である児童・生徒や保護者の声を聞き、子どもの今のままを認め、柔軟な学び方や学びの場を用意することが大切であると考え、伺います。

(1) 教室に行きづらくなった児童生徒が、学校で落ち着いて学習できる環境について(不登校に至る前の早期相談支援)
    スペシャルサポートルーム等を設置すべきと考えるが見解を伺います。

(2) 不登校の子どもを育てる保護者への支援について
    保護者会の有無を含めた不登校支援に関する情報提供の現状と保護者を支える環境整備の考えについて伺います。

(3) フリースクール等の不登校の児童生徒を支援する民間施設に対する連携・支援について
    不登校の児童生徒の学校外における多様な学習機会が確保されるようにしてほしいと考えます。

  @ フリースクール等との情報共有、連携強化をするべきと考えるが見解を伺います。

  A フリースクール等への財政支援や連携協議会の設置が必要と考えるが見解を伺います。
Copyright(c) 2012- 新発田市議会公式サイト Shibata City Council. All Rights Reserved.