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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和5年 2月定例会
質問日
令和5年3月1日
区分
一般質問
議員名
三母高志
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資料

要旨

1 市営墓地の必要性と新発田市の認識について
 新発田市でも少子高齢化、多死社会をむかえ1年間にお亡くなりになられる方は、ここ数年1,300人を超えている。高齢者人口の推移からこのような状況は、しばらく継続すると推測される。
 一方、社会の多様化、核家族化や非婚者の増加などで江戸時代にさかのぼる檀家制度に立脚した仏教寺院等での埋葬形態の継続が困難な状況も生じている。こうした背景のなか新発田市民から市営墓地の必要性や、子どもたちに迷惑を掛けない形での埋葬を希望される方々からの切実な声がとどけられている。
 また平成28年の9月議会では市民から「新発田市立共同墓地建築を求める為の陳情」がなされ、市議会で審議されている。結果は賛成少数により不採択とされているが、以後約7年経過していることから、その後の新発田市の認識を以下について伺う。

(1) 市営墓地を希望される市民の声は増加しているか。

(2) 市営墓地建設に対する新発田市の考えについて

(3) 寺院経営に影響を与える改葬に伴う「改葬許可証」発行の過去5年間推移について

2 高齢化社会と持続可能な市民生活のための道路除雪について
 今冬は皮肉にも温暖化による影響で昨年12月の大雪、1月の厳寒と大雪が重なり市民の日常活動や産業活動などに大きな影響を与えている。
 また人口減少や高齢化により地域コミュニティーの防災力が減少し地域の持続可能性は危うい状況である。特に冬季間の機械除雪後の自宅前の除雪は高齢者世帯には過酷な作業と言っていい状況である。実際自宅前の除雪が困難なため、50万円をかけ井戸を掘り自前で玄関先の融雪をしている高齢者もいる。
 新発田市の市道除雪は機械除雪を基本にしており、現状消雪パイプは経年劣化したものを更新し、新たな消雪パイプ設置路線の増設は特定条件以外行わず、機械除雪で対応することとしている。ついては今後の対策について以下伺いたい。

(1) 除雪手段の選択は消雪パイプによる除雪と機械除雪を経済比較した適切な選択となっているのか。また機械除雪を基本とする根拠についてお聞きしたい。

(2) 除雪ボランティアや雪のけ隊等の活動状況と需要はマッチングしているか。

(3) 機械除雪後の自宅前除雪について、高齢者世帯への何らかの支援を検討できないか。

3 視覚障がい者の移動に適切な誘導用ブロック整備等について
 視覚障がい者の町中の移動に助けとなる「視覚障がい者誘導用ブロック(通称点字ブロック)」、このブロックは新発田市内でも歩道などに設置され視覚障がい者の移動にとって必須のものである。
 日本視覚障害者団体連合のホームページによれば、このブロックは1965年に考案され全国に設置が進められてきた。しかし全国でさまざまなブロックが製造されたことから視覚障がい者からの統一要望を受け平成13年にJIS規格で定められ、現在では「視覚障害者誘導用ブロック設置指針」や「道路の移動等円滑化整備ガイドライン」に基づき、各自治体の条例等にしたがって点字ブロックが設置されている。
 また同ホームページによれば、近年の景観意識の高まりに伴い、周囲の環境と調和する色合いを「デザイン優先」で採用するため、歩道に溶け込むような色や材質の点字ブロックが増えている。歩道と同系色・同材質のブロックでは、弱視や色弱者の人たちには識別が困難となる。またJIS化以前の古いブロックが混在し、視覚障がい者の誤認を招く事例も見られるという。ついては以下について伺う。

(1) 新発田市内における点字ブロックの材質や色などは視覚障がい者の声を聞いて整備や更新をしているか。

(2) 視覚障がい者の通行に問題となる点字ブロック上に、駐車・駐輪しているケースなども少なくない、新発田市はどう対応しているか。

(3) 視覚障がい者をはじめ、身体に障がいのある方向けの様々な補助グッズがあるが、市役所ロビーなどでグッズ体験が可能な紹介コーナーや展示コーナーなどの設置を検討できないか。
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