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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和4年12月定例会
質問日
令和4年12月5日
区分
一般質問
議員名
青木三枝子
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資料

要旨

1 親水広場工事について
(1) 11月17日に12月19日から始まる工事についての住民説明会が実施されました。9月定例会の市長答弁では、親水広場は「昔ながらの生活に密着した河戸を再現するもの」となっています。しかし、近隣に残る生活のための河戸とは規模が違います。豪雨の場合それだけ設置予定の階段の位置が家屋に迫り、越水や冠水の危険性が増すのではないかと危惧します。住民説明会で河戸を造ることで幼児などが転落する危険性があると指摘されるなど、今一度立ち止まり住民の疑問に応えることが重要ではないかと考えます。予算をかけて行う護岸整備工事の一つです。地球温暖化による災害として想定外という言い逃れはできないと思います。以下、住民から出された意見を踏まえて市長の見解を伺います。

   @ 車道から河戸階段までの約20cmかさ上げを行うと説明があったがそれは適切か。

   A 幼児等の転落防止対策が必要ではないか。

   B 川幅が狭くなるため、川底を20cm掘り下げると説明があったがそれは適切か。ほかに方法はないか。

   C 水害を防ぐことにつながる、現状の川の清掃や草刈りの頻度は適切か。

(2) 新発田川の越水・冠水対策について9月定例会一般質問で回答を頂きましたが、この度の説明を含めて住民によく理解されていないと思います。豪雨が予測される場合の越水・冠水防止のための放水の手順や方法及び市と県の役割分担等改めて答弁を求めます。

2 コロナ第8波で在宅死を増やさないために望むこと
 今年8月初旬第7波のコロナ禍において、微熱と関節痛があったことから、紆余曲折しながらやっと発熱外来でPCR検査陰性の証明を得てリウマチセンターを受診、8月下旬に関節リウマチという診断を受け、治療を始めたばかりの9月26日に抗原検査の結果、新型コロナウイルス感染症と診断されました。新薬と共に自宅療養を言い渡されました。しかし、コロナ対応をしているタクシー会社があるとの事でしたが断られました。何とか家族の調整がつき帰宅しました。
 新薬服用により副作用と思われる症状が出現したため、服用を止め自宅療養をしていました。しかし、全身苦痛は増すばかりでした。新型コロナに負けないためには免疫力を高める必要がありますが、関節リウマチは、治療薬によって免疫力を低下させる必要があるため、コロナに感染したことによりリウマチの治療はできませんでした。全身の痛みは強く布団からの起き上がりやトイレ歩行もままならない状態となりました。県のコールセンターに何度も電話をし、一時的に県立新発田病院のコロナ病棟に入院できましたが全身苦痛は緩和されませんでした。
 この間、私は精神不安に陥りました。大袈裟かもしれませんがこのまま死ぬかもしれないと思っていました。消炎鎮痛剤使用が寝汗を増やし、適切な水分補給をしていなかったため気付かないまま脱水状態が進行し症状を悪化させていたのではないかと後で気づきました。コロナ発症から10日過ぎてやっとリウマチセンターに入院、治療とリハビリを受け10月20日やっと退院して来ました。入院中から文字が書けない程の筋力低下があったことから今も回復に時間を要しています。
 新型コロナウイルス感染者は再び増大しています。国は行動制限をせず、このまま経済を回すと言っています。現在、新型コロナウイルスは感染しても多くは重症化しないとして、感染対策に対する気運が緩んではいないでしょうか。高齢者や免疫力が低下した患者が新型コロナウイルスに感染した場合、持病がより重症化する事も考えられます。特に高齢者の在宅死が増えると思います。この度の入院経験を通して、以下、伺います。

(1) 基礎疾患治療によって免疫力が低下している方は健康者より感染し易い状態にあります。インフルエンザと同時流行する事が予測される中、そのことを市民に周知して頂き、会話や飲食時の感染対策の更なる徹底を呼びかけていただけないでしょうか。

(2) あらゆる機会に、発熱症状がある自宅療養者に対する、脱水予防についての啓発活動をして頂けないでしょうか。

(3) 医療機関等でコロナ陽性と判明し、その後、自宅療養となった時、帰宅しようとしても使えるタクシー会社がありませんでした。このような場合の移送手段について伺います。

(4) 高齢者がコロナに感染し重症化すると回復に時間を要します。それだけ医療のひっ迫を招きます。高齢者が容易に受診でき、早期にコロナ感染症だけでなく発熱の裏に隠れている疾病の適切な検査や治療が受けられるよう、当市の発熱外来を増やす必要があると考えます。市長の見解を伺います。
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