会派代表質問・一般質問一覧要旨

１　世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と広報しばたの記事内容との関連性等について
　現在、世界平和統一家庭連合は政界を巻き込み大きな問題となっています。話は少しさかのぼりますが、私は広報しばた令和元年６月５日号の「市民の広場」に掲載されていた、「郷土を元気にする会」が主催する歴史の勉強会に参加しようと記載されていた連絡先に申し込みました。後日、電話がかかってきて、私が議員であることを伝えていないにもかかわらず、他にも議員さんが来賓として来ておられますので是非来賓として来てくださいと言われました。その時、何故か違和感を感じ断りました。しかし、私の友人たちは、歴史の勉強会だからと、この時の勉強会を含めて他２回参加していました。それぞれの勉強会では、新発田の歴史的な場所や歴史的人物などの講演が30分程あり、どの講演会の後にも書写の時間があったそうです。当日、配布された各チラシには、旧統一教会が名称を変えた世界平和統一家庭連合の協賛、後援、主催となっていました。其の団体が名称を変えた統一教会であり、反社会的な団体ではないかということはインターネットで調べればすぐにわかりました。私自身、この広報をきっかけに申込をしたのですが、もし知らずに議員として参加していたなら、写真などとして残り今ごろ大変なことになっていたのではないかと思います。そこで伺います。

（１）　「市民の広場」とはいえ、このような市民への呼びかけを広報に掲載したことについて、現在、市長として、どのように認識されていますか。

（２）　令和元年７月１日に、実際に勉強会に参加したことにより問題意識を持たれた市民が担当課へ伝えたと聞いています。また、私は、７月２日の段階で何らかの対処をしたときいています。どのように対処をされたのか、改めて伺います。

（３）　広報しばた、令和元年７月１日号には、市内で活躍する個人や団体を紹介するということで、「郷土を元気にする会」が紹介されていました(この会は旧統一教会系の会だと理解しています)。事務局長(この方は世界平和統一家庭連合の新発田教会長でもあると理解しています)という方を中心として、周りには多くの会員と思われる女性たちが一緒に映った写真が掲載されました。写真掲載の経緯を伺います。また、現在、写真を掲載したことに対し市長はどのような認識を持たれていますか。

（４）　当市として「世界平和統一家庭連合」からの寄付やふるさと納税など受けたことがあるか伺います。

（５）　また、当市がこの団体による講演会などの共催・後援をしたことがあるか伺います。

２　８月４日の豪雨水害により新発田川の一部が冠水したことから今年度行われる親水広場工事について
８月４日早朝から降り始めた雨により新発田川の一部（中央町）が冠水しました。浸水した場所は今年度に実施される親水広場建設予定地となっています。２年前の７月豪雨では冠水したと言われる市民に対して、新発田川は豪雨の時には放水するようになっているので冠水しないといわれていましたが、今回は市も冠水を認めたと理解しています。そこで伺います。

（１）　この場所は８月３日においても冠水寸前でした。また８月４日には冠水しました。的確に放水がなされていたのでしょうか。

（２）　親水広場建設は工事方法の変更もなく、また、冠水対策が行われないまま予定通り今年度に実施されるのでしょうか。