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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和4年 6月定例会
質問日
令和4年6月10日
区分
一般質問
議員名
宮村幸男
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資料

要旨

1 公共交通の利便性向上には高齢者目線が必要について
(1) 昨年度10月に豊浦地域で公共交通のバス運行が実施されて半年以上経つ。「本田・天王号」行き第1便は高校生の通学などだが、乗車数は1日平均で最多は1月で3人、2月が2人台、残りの月は2人に届いていない。第2便の高齢者の医療、買い物だが、最多が11月の1日平均2人、その他の月は1.5人以下である。豊浦地域の利用目標人数を示さないとしたが、費用対効果は月当たり何人必要なのか。今後も目標は示さないのか。

(2) 現在の運行システムの中で、医療機関の通院配慮がないと思う。乗り換えが苦手の高齢者が多く、中には「怖い」との声を聞く。この対策が必要ではないか。

  @ 市街地運行の「あやめバス」は、内外回りの識別がつかず不安。

  A どのバス停にどの医療機関があるのか明示し、時刻表も周知する必要があるのではないのか。

  B 高齢者に恐怖感を与えず、親切で喜ばれる公共交通にする為には「バスガイド」を乗車させる等、どんな対策を考えているのか伺いたい。

2 農業農村振興について
(1) 燃油は無論、飼料や生産資材の高騰が続き先の見通せない状況である。物価高が稲作や園芸そして畜産全体にも深刻な影響を与えている。北海道の酪農家は「汗でなく血の出る思いだ」という。新発田市でも、畜産の自給率が昔と違いゼロに近い状況だ。
   稲作や園芸農家への助成が実施されたが、飼料高騰がセーフティネットを超えて長期化しようとしている今、新発田牛や酪農を守る為に燃油や飼料高騰への助成をしてはどうか。

(2) 「みどりの食料システム戦略」が今年度から本格的に動き出すが、地方農業環境の脱炭素化や経営の好循環を生み出したい。

  @ 園芸振興に力を入れる必要があるが、雪国は加温が必要でコストがかさむ。燃油高騰で経営苦にある。今後は、地下水や温湯、焼却場など施設の熱源によるヒートポンプ加温システム等に積極的助成をし支援してはどうか。

  A 今年度中山間地に有機米づくりを発足させたが、中山間地は平地と比較しマイナス面が多い。
    その一番が草刈と思うが、市がスマート農業を考えるのであれば、無線可動草刈機で傾斜畦畔除草を市が機械を導入して農家に貸し出して、中山間地の労力軽減を実現してみてはどうか。
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