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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和4年 2月定例会
質問日
令和4年2月28日
区分
一般質問
議員名
三母高志
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資料

要旨

1 「持続可能な世界に向けた平和的な変革のためのビジョン」と新発田市の取り組み
 いま世界は戦争の危機に瀕している。マスコミはウクライナや台湾など緊張した状況を報じ、一度戦火が交われば多くの被害が想定され核兵器使用の危機も無いとは言えない状況である。
 そうした中、昨年発効した核兵器禁止条約から1年が経過し、批准国も少しずつ増え59の国と地域が地球上から核兵器を無くそうと努力している。
 新発田市が加盟している平和首長会議では昨年7月、核兵器を廃絶し、「世界恒久平和」を実現するため、市民が連帯する都市を創造するとの観点から、「持続可能な世界に向けた平和的な変革のためのビジョン−都市による軍縮と人類共通の安全保障に向けた平和構築−」を策定した。また同時に策定された平和首長会議行動計画(2021年−2025年)では「核保有国及びその同盟国の加盟都市は、それぞれの自国政府に対して、核兵器禁止条約の早期締結を求める要請文の提出などの要請活動を行うとともに、まずは締約国会議へのオブザーバー参加を求める」等具体的な行動をとるよう提起している。
 また、新発田市では核兵器廃絶平和都市宣言や核兵器廃絶平和都市推進基本条例に基づき核兵器廃絶平和都市宣言事業を通して、核兵器のない平和な世界をつくる取り組みを進めている。具体的な取り組みの「しばた平和のつどい」では市民と行政がともに行動し平和をアピールする場として開催し、全国にも誇れる取り組みとなっていると認識する。
 ついては以下について伺う。

(1) 平和首長会議の行動計画の提案を受け、新発田市長として日本政府に核兵器禁止条約国会議へのオブザーバー参加を求めるよう取り組んでは如何か。

(2) 昨年の「しばた平和のつどい」は多くの市民と生徒などの参加により充実した取り組みとなった。来年度も継続しさらに充実した取り組みを望むが如何か。

2 新発田市の文化芸術振興施策について
 「住みよいまち日本一 健康田園文化都市」を標榜する新発田市は文化芸術を身近に感じられるまちづくり実現のため、令和2年度に文化芸術振興室を新たに設置し、市民文化会館を拠点として文化芸術の振興を図ることとした。
 残念ながら、令和元年度末頃からの新型コロナウイルス感染症の広がりにより、文化芸術振興室の取り組みの多くが影響を受けることとなったが、感染症対策を施しながらも様々な取り組みを実施し成果を上げていることにエールを送りたい。
 また自主的な市民の文化芸術活動に貢献してきた新発田市文化団体連合会は昨年、結成から50年をむかえ現在は加盟88団体を数える。最近は人口減少や高齢化による会員減少、団体の解散などの課題をかかえながらも、新たに市民向けにアウトリーチプログラムなど積極的な取り組みを進めている。
 今、こうした市民の文化遺産ともいえる文化芸術活動に光をあてるとともに、若者や多様な市民が参加できる文化芸術活動の振興がもとめられていると考える。
 ついては以下について見解を伺う。

(1) 文化芸術振興とその継承を図るため、高齢化対策や新たな担い手として若者の参加を促す行政の取り組みについて。

(2) その対策の一つとして文化芸術振興を目的に専門知識を持つ、地域おこし協力隊を募集しては如何か。

(3) 国は、平成29年6月23日に文化芸術基本法を改正している。この改正基本法では市町村は「地方文化芸術推進基本計画」を定めるよう努めるとしているが、新発田市はどのように取り組むのか。

(4) 作品発表の場としての「まちなかギャラリー」の利用者から「まちなかギャラリー」の採光面や展示面積の少なさから、対策として歴史図書館の展示室などの活用要望をお聞きしている。

  @ 市はこうした市民の声を吸い上げているか、またそうした声を反映した改善施策を検討しては如何か。

  A 歴史図書館の展示室などの活用についてはいかがか。
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