現在位置 :トップページ会派代表質問・一般質問一覧 › 会派代表質問・一般質問一覧要旨

会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年12月定例会
質問日
令和3年12月2日
区分
一般質問
議員名
小柳肇
会議録を表示
録画配信を表示
資料

要旨

1 続・教育委員会の事なかれ主義と組織的問題
 前回の9月議会では、八街市の事故に至った組織的な問題と、現在進行形の、新発田市教育委員会に対して「通学バスの危険性を再三提起しても、取り合わず、最後は『聞いていない』と開き直る」デリカシーのなさについて質問したが、まともに答えないばかりか、はぐらかしに終始して、予想はしていたものの大いにあきれた。
 市民の声や議会からの指摘に対して、最近は真摯に対応するようになった市長部局に対して、平成を経ても今なお、昭和ノスタルジーに浸っている組織風土について前回より進めて教育長に伺う。

(1) バス乗降場所について「違反は出来ない」と抵抗する現場担当者に対し「つべこべ言わずその通りやれ」と要求しておきながら、違反事実が明るみになった瞬間、教育長は「現場の判断でしたこと」と運転手に責任転嫁した。多少でも教育者としての自覚はあるのか。

(2) 国道でのバスUターンが「世間常識に照らして危険」であるとの指摘に対して、「警察に聞いたら問題ない」と平気で言ってのけ、開いた口が塞がらなかったが、簡易な代替案を提示しても「来年度以降に検討」などとはぐらかす。「マナーは大事」と教える側が、「違反でないから構わない」と言ってのける様は、教育者として不適格と思われても仕方ないのではないか。

(3) 一連の経緯で感じたのは個々の職員レベルでは、まじめにやっていて受け答えも常識的である一方、組織になると一転、保身の総合商社の如く豹変してしまう。教育委員会の組織がもつ構造的な問題が、全国で頻発する「いじめ自殺問題」の底流にあるのでないかと憂い組織的な構造問題について伺う。

2 街づくりに「プロボノ」の活用を検討しては
 テレビドラマで「日本沈没」を放送しているが、コロナ禍を経て都市部からの住民の脱出が確実に増えている。現状ではファミリー層を中心に、千葉や埼玉など周辺部が人気のようだが、若年単身者に関しては、離島や多拠点居住なども選択肢として人気上昇中だ。この流れを強運の市長に「引き寄せて欲しい」 との願いから、新たな人材活用策を提案したい。

(1) 若年層の中には「地域貢献」をしたいと言った「意識高い系」の人材が多く、彼らは報酬を稼ぐ仕事とは別に「キャリアアップ&やりがい」に主眼をおいているケースが多い。新たたボランティアのスタイルの一つとしてプロボノの活用を検討してはどうか。

(2) 移住定住政策に関して、新発田では今後いっそうUターンに注力すべきと考えるが、プロボノこそUターンのきっかけに最適であり、長期的に街の活性化に大いに寄与するので無いか。

(3) プロボノの成功の可否は、受け入れ側の考え方や組織体制が重要になるが、来年度に向けて準備をしてみてはいかがか。
Copyright(c) 2012- 新発田市議会公式サイト Shibata City Council. All Rights Reserved.