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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年 9月定例会
質問日
令和3年9月9日
区分
一般質問
議員名
小坂博司
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資料

要旨

1 2050年カーボンニュートラルについて
 「人間の活動が気候変動を引き起こし、極端な気象現象を起こしやすく、激しくしていることには議論の余地がない」と8月に国連の気象変動に関する作業部会が評価報告書を公表し、昨今の異常気象を「人間が生んだ危機」と断定した。そして温室効果ガスの削減を加速するよう訴えた。また、同報告書では、日本を含む東アジア地域は、「豪雨の頻度が増え、土砂災害が増える地域がある。台風の強度や強い台風の発生頻度が増える」としている。
 小泉環境大臣は、「対策が成功すれば災害は減らせるという希望が示された」とし、「大胆な政策強化に全力を尽くさなければならない」とコメントをしている。
 新発田市は6月定例会最終日に、2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けて「新発田市ゼロカーボンシティ宣言」を行い「持続可能な未来に向けた社会改革に、もはや猶予はない」としている。
 また、脱炭素社会の実現に向け、「新発田市まちづくり総合計画」の施策を再構築し、「施策6 グリーン社会」、「施策7 環境保全」と見直しをした。
 以上を踏まえ6月定例会に引き続き、私たちの子や孫たちが爽やかな青空の下で安心して暮らせることを願い2点伺う。

(1) 新発田市ゼロカーボンシティ宣言では、「地球環境問題への市民理解の促進」を謳っている。今後の具体的取組みを伺う。

(2) まちづくり総合計画の「施策6グリーン社会」における脱炭素社会の推進で、市有施設のCO2排出量の計画目標値を示しているが、数値が「甘く」施策を進める意欲さえ感じない。今後の取組を伺う。

2 災害情報伝達体制等の整備について
 8月23日午前5時10分、携帯電話がけたたましく鳴り響き、「こちらは新発田市です。」と「警戒レベル4」の避難指示のエリアメールが届いた。
 災害対策基本法が改正(5月)され、市町村が発令する「警戒レベル4」にあたる「避難指示」に一本化し、「避難勧告」が廃止された初の避難指示であった。また、緊急避難情報では、レベル4の避難指示の段階までに避難を行うことが重要としている。
 今回早朝のこともあったが「地域住民は何から情報を得、どのような行動をされたのだろうか」「身の安全確保はできたのか」と防災情報のあり方について考えさせられる。
以上を踏まえ「逃げ遅れゼロ」を願い2点伺う。

(1) 災害から命を守るためには日頃からの備えが必要である。
   「事前の備え」や「災害発生時の行動」など地域の事情等も記した小冊子(※1)の発刊を願うが、検討の程を伺う。
    ※1 小冊子:広島市防災普及啓発ハンドブック「たちまち防災」参考

(2) 当市の緊急災害情報を、ホームページ等で、24時間リアムタイムで発信をするなど、緊急情報の再構築を考えては如何か。

3 新発田市パラスポーツの推進について
 東京パラリンピックは、数々の興奮と感動のもとに閉会した。パラリンピックの理念としても使われる「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」のもと、私たちが「不可能」としか思えないことを、パラアスリートは強い思いと想像を絶する努力で、人間の可能性を見せてくれた。そしてパラアスリートは口々に「多くの皆さんに支えられて今がある。感謝!」と。あの「感動と興奮」はパラアスリートだけでは決して生まれない。社会全体の後押しで生まれたものである。
 当市のまちづくり総合計画の、障がい者・障がい児福祉計画では、「障がい者の自立や社会参加を促進する」と謳っている。
 以上を踏まえ、障がいがある、ないに拘わらず、旧加治川村の古いキャッチフレーズ「スポーツのある人生は2倍楽しい」の実現を願い伺う。

(1) 障がい者の社会参加には「パラスポーツの推進」がうってつけと思われる。今後の展開を伺う。
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