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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年 9月定例会
質問日
令和3年9月9日
区分
一般質問
議員名
今田修栄
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資料

要旨

1 青少年時代の佐々木三郎盛綱の縁を活かす
 令和会の今田修栄です。宜しくお願い致します。
 それでは通告に従いまして質問させていただきます。
 今から時代をさかのぼる836年前、知る人ぞ知る鎌倉時代を築いた源頼朝の幕府創設に大きな役割を果たした佐々木三郎盛綱が8歳の幼少期から約20年間の青少年時代を渋谷庄の神奈川県座海老名地域で育み、源頼朝が静岡県伊豆蛭(ひる)ヶ小島に配流されていた時も頻繁に平家討滅の作戦計画を立て、源頼朝に仕え鎌倉幕府創設に大きな役割を果たし、源平合戦勝利の後、源頼朝より佐々木盛綱は、愛媛県、香川県等の守護と岡山県、群馬県の地頭等、そして越後の国新潟県の守護地頭を与えられ、その子孫は新発田地域を広く治め、佐々木一族の歴史の礎を築き上げたのでありました。
 そこで、市長の先般の質問の答弁で、神奈川県海老名市との防災協定につきましては、お互いに連絡を取り合っていて太平洋側と日本海側に位置する立地条件が、大規模な災害が発生した場合、同時に被災する可能性は極めて低いと考えられ、防災協定締結に向けて具体的な準備を進めると答弁ありました。
 又観光を初め、特産物の交流で、お互いの経済発展を目指すべきとの質問では、新発田市は国内外で友好都市、姉妹都市を締結し、それぞれの都市の状況に応じた交流を支援しており、今年度市民交流事業補助金制度を創設し、市民間交流の支援を進めていますので、佐々木三郎盛綱を機縁に交流を深められている神奈川県海老名市とも、この補助金を活用して戴き、市民間の交流を進めて戴くことにより、両氏の観光、経済面に於いて将来的に効果が生まれるものになると考えております。
 と言う誠に積極的で進展した生き甲斐のある答弁を戴きました。
 そこで、この度の質問でありますが、

(1) 先ずは、先般の答弁の進捗状況はどの様になっておりますかお伺い致します。

   @ 防災協定について

   A 市民間交流について

   B 観光を初め、特産物の交流について

(2) 新発田市と海老名市、両市が協定を結ぶ因果関係すなわち、源頼朝と有力御家人である佐々木盛綱が両市に関係していたご縁について、両氏の広報誌や新聞、タウン誌等を通じて広く市民に広報したら宜しいと思いますが如何でしょうか。

 市長の力強い答弁をお願い致します。

2 コミュニティスクールに思う
 次に、コミュニティスクールの質問でありますが、改めましてコミュニティスクールの背景とは!コミュニティスクールの推進等に関係する調査研究協力者会議提言にすべて凝縮されております。
 ひとつには、子供達を取り巻く教育環境は、地域社会のつながりや、支え合いの希薄化や少子高齢化の人口減少問題を迎える中、教育の役割として、地域社会の主体となる人を育て、すべての学校が地域社会の中でその役割を果たし、地域と共に発展していかなければならないという事です。
 子供と学校との関わりを通して、このことを実現できる仕組みがコミュニティスクールであるととらえられています。
 あとひとつは、子供たちの生きる力は多様な人々と関わり、様々な経験体験を重ねていく中で育まれるものであり、学校のみでは育めないので、そのためには学校、家庭、地域の連携協働を一層推進するための様々な制度や事業をより一層推進して行くと共に、それらを別々にとらえるのではなく、お互いに補充し高め合う存在として一体的にとらえ、相乗効果を発揮していく事が必要であると言われております。
 まさに社会総がかりでの教育を実現していくと言う事であります。
 また、先日の新聞紙上で聖籠町教育委員会では、学校と地域が連携し防災や災害時の対策を考えるコミュニティスクール合同研修会を町の文化会館で開催し、東日本大震災の時の遺族を講師に招き3・11を学びにかえると題しまして、宮城県石巻市立大川小学校で当時小学校6年生の次女を亡くした、元教員の方が講師を務めて、災害の怖さを振り返った時に常に学校と地域、家庭をつないだネットワークを張る事がもっとも大事だと強調して訴えました。
 この様な事例の実情を踏まえることも重要と考えます。
 さて、令和2年12月の一般質問で教育長から次のように答弁いただいています。新発田市版コミュニティスクールとしてスタートした東豊小学校では、挨拶運動の充実と地域の防犯について、青少年健全育成協議会を中心に地域連携を進め、挨拶運動や登下校の見守りを強化し、防犯教育を実施、又人材バンクの整備により、ボランティアの選定や依頼を速やかに行う事が出来たこと、地域コーディネーター便り「つばさ」を東豊小学校区の地域に回覧をしたことでボランティアを引き受けてくださる方がいた事など地域の力を実感する事ができた。
 学校地域本部事業はしばたの心継承プロジェクトにより、他の市内全小学校にも地域コーディネーターを配置し、一層の地域連携強化を図った。
 これまでの配置されていた地域コーディネーターの実践活動を他のコーディネーターにも紹介する等、共通理解を深める事が出来た。
 新型ウイルス感染症において地域の講師を学校に招く事が難しい状況下ではどの学校も対応に苦労しているが、活動の時期や規模等を工夫する事により実施していく方法で進めていく。そして、コミュニティスクールの目的を達成する方向性として、しばたの心継承プロジェクトを中核としながら、全市を挙げて地域連携強化に努めていき、地域コーディネーターの機能を強化した後、現在、東豊小学校で行っているコミュニティスクールについては、実施条件が整った学校から拡大を進めて行くとの答弁でありました。その後の進捗状況はどの様になっているでしょうか。
 お伺い致しまして、一回目の質問を終らせていただきます。
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