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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年 6月定例会
質問日
令和3年6月11日
区分
一般質問
議員名
加藤和雄
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資料

要旨

1 「コロナ封じ込め」を戦略目標にすえ、対策の強化を
 新型コロナウイルスによる感染拡大の第4波は東京、大阪だけでなく全国に広がり感染者も、重症者も増え続けている。感染力が強く重症化のリスクも大きいとされる変異株が広がっている。緊急事態宣言が延長、拡大され、まん延防止等重点措置も広がっているが、感染者が増えると自粛要請をし、感染者が減るとPCR検査を減らし、また感染者が増えるという、これまでと同じ対策の繰り返しでは、新型コロナを封じ込めることはできない。日本共産党は政府に対し、次のような新型コロナ感染症対策に関する緊急要請を行った。
 1.コロナ封じ込めを戦略目標にすえ、ワクチンの安全・迅速な接種、大規模検査、十分な補償と生活支援の3本柱での対策を強化すること。2.命を救うために医療機関への減収補填、医療体制への支援強化をすること。3.コロナ封じ込めと医療に多大な負荷と困難をもたらす東京五輪の中止を開催国の政府として決断すること。
 さて、新発田市の新型コロナウイルス感染者の発生は、5月連休明けから、飲食店でのクラスターの発生で、連日のように発生している。
 当市においてのワクチン接種は4月12日から、高齢者施設から始まり、5月18日から集団接種が開始されている。

(1) ワクチン接種の進捗状況と今後の予定について伺う。

(2) 65歳以上のワクチン接種の予約が殺到した。何回も電話したが繋がらない。予約ができない。など多くの方から苦情を聞いた。上越市では集団接種は割り当て方式で、混乱はなかったと聞いている。64歳以下の予約のやり方についてどのように改善し予約を受け付けるのか伺う。

(3) ワクチン接種を希望したいが申し込み方がわからない人への支援やワクチンを希望するが接種会場に行けない、自宅での一人暮らしで体力が衰えている人や介護度の重い人への接種の対応について伺う。

(4) 政府分科会は、わずかでも症状のある人に短時間で結果が出る抗原定性検査を実施し、陽性であれば同じ職場の人全体にPCR検査を行うなどの手法を併用するなどの提案を行っている。こうした手法も併用して、検査の規模と対象を拡大してはどうか。

(5) 高齢者施設、医療機関、障害福祉施設の頻回検査の実施と保育園や学校にも検査を広げる。無症状者に焦点を当てたモニタリング検査を行なうなど社会的検査をすべきと考えるが、市長の見解は。

(6) 感染拡大が続く中で感染症対策と矛盾する五輪の中止を求める世論が多数派になっている。海外からも中止を求める声がある。五輪は中止し、感染対策に集中すべきだ。市長の見解は。

2 障害のある人が当たり前に働き、選べるくらしを
 「障害のある人の地域生活実態調査」(2016年)では賃金が相対的貧困とされる122万円を下回る人が81.6%。障害の重い人の働く場として一番多い就労継続支援B型事業所の平均工賃は、月額16118円(2018年)に過ぎない。障害年金も少なく制度が不十分な中で、高齢になった親が子供の暮らしを支えなければならない実態がある。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、障害のある人が働く事業所に、仕事の受注減やイベントなど販売先の減少などにより影響を与えている。就労支援事業所の収入減が利用者の工賃収入減に影響を及ぼしている。

(1) コロナ禍の就労支援事業者への影響についての認識を伺う。

(2) 利用者の賃金や工賃の減額に対する支援や事業所に対する支援はできないか。
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