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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年 6月定例会
質問日
令和3年6月10日
区分
一般質問
議員名
青木三枝子
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資料

要旨

1 新型ウイルス感染防止対策について
 新型コロナウイルス感染は大阪・東京だけでなく全国に拡大し、北海道、愛知、福岡、広島、岡山、沖縄等、緊急事態宣言が10都道府県に広がる中、医療がひっ迫、崩壊し、治療が受けられないまま在宅で亡くなる方が増えています。この状況を招いたのは、オリンピック開催やGOTO等の経済政策に重きを置き、十分な感染対策を取って来なかった現政権の責任は重く、それに追随して来た県や自治体の責任も問われると思います。
 新潟県の上越地方では、医療ひっ迫が危惧されています。新潟市では毎日二桁の感染者が発生しています。当市においても、とうとうカラオケ・飲食店でのクラスターが発生しました。また、感染者の年齢を見ると、5月末までに10歳未満の子どもの感染者が10名発生しています。新発田市職員の感染者も発生しました。今年に入って130人以上の感染者を出し、今では感染経路不明の感染者が発生しています。当市においても、明確な人数はわかりませんが、宿泊療養者や在宅療養者が少なからずいると考えます。
 現在、ワクチン接種が唯一の解決策として積極的に進められています。一方で、政府は重大な懸念なしとし、マスコミもそれを大きく取り上げていませんが、ワクチン接種後の死亡者が5月21日までに85名発生しています。米国ではワクチン接種によって感染者も発生しています。ワクチンの効果がどれくらい持続するのかも定かではありません。英国ではインド株による感染拡大が懸念されています。ワクチン接種は万能ではなく、依存してはならないと考えます。一人一人がワクチン接種によって命を失う場合もあることを念頭に接種するか否かを決める必要があると考えます。
 昨年2月から一般質問の中で、感染拡大の懸念や医療がひっ迫する事を予測したうえで、要望してきた感染対策が十分にとられないまま、現在に至った事は残念です。福井県では感染者の85%がマスクなしでの会話によって感染した事が報告されました。飛沫感染が感染拡大の大きな原因と考えてよいと思います。ここで改めて感染防止策の基本に立ち返える必要があると考え、以下について伺います。

(1) これまで行ってきた当市の感染防止対策が十分機能したのか、問題点はなかったか等、以下についてどのように評価し、新たにどのような対策を講じていくのか伺います。

  @ 宿泊、飲食店等でとられている感染防止対策

  A 庁舎内の感染防止対策

  B 抗原検査やPCR検査の対象者について

  C 小・中学校及び保育園での感染防止対策について

(2) 今後、感染が拡大し医療がひっ迫することを見越し、市としてできる対策をどのように講じていくのか。

2 全世代、健康長寿(健康増進)を目指す事業の拠点づくりについて
(1) 私は毎日のように市役所横にある旧ハヤカワビルの前を通ります。鳥の糞がビル前や歩道に散乱し、悪臭が立ち込めていす。また、ビルのガラスが強風で壊れ散乱した事があり、担当課に対応して貰いました。現在、歩道を歩く市民にとって危険なビルとなっています。このビルをこのまま放置できないことは明白です。市長はこのビルについて、どのように認識されているのか伺います。

(2) 私は、これまで新庁舎建設に反対し、ましてやこの旧ハヤカワビルを解体した上で、市役所と一体化させた新たなビルを建設するなど、莫大な予算を必要とする為、あってはならないこととして反対してきました。しかし、最近の行政の動きを見ていると、将来的にこのビルを解体し新たなビルを建て利活用しようとしているように思えます。これまで二階堂市長はやると言ったことは必ずと言ってよいほど実行されてきました。もし、旧ハヤカワビルの利活用の検討をしているようであれば、できるだけ商店街の皆様や多くの市民の意見を聴きながら利活用していく道を探るべきではないか、そして、将来的にこのビルを行政代執行で解体し、市長の健康長寿アクティブプランである赤ちゃんから高齢者までの全世代、障害のある方々への視点も含めた健康増進を行政主導で目指すための拠点とすることで、おのずと人が集まり、まちの活性化に繋げることができるのではないかと考えるようになりました。
 この私の考えについて、市長の見解を伺います。
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