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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年 6月定例会
質問日
令和3年6月10日
区分
一般質問
議員名
水野善栄
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資料

要旨

1 濯纓亭(たくえいてい)の早期復元と利活用について
 濯纓亭は、大正時代初期に大倉喜八郎翁から当時の新発田町へ寄贈された建築物で、昭和31年の解体保存まで、諏訪公園(現東公園)に設置された建築物で今でいう東屋として皆様に活用されてきたとの事であります。市民の高齢者の皆さんに尋ねてみますと、確かに屋根の形が変わっている珍しい建物であった。との声があり、私の母親も丘の上にあって、遊び場所でしたと、昔を懐かしんでおりました。
風雪による老朽化により解体され、現在は加治川収蔵庫に礎石と共に保管されているとの事であります。その平面図もあり復元するにはありがたいことであります。
 平成16年の2月定例会に於いて、井畑議員からの一般質問で、当時の片山市長から、市民の声を聴きながら今後、検討していくとの前向きな答弁がありました。
 素晴らしい市の財産である濯纓亭の復元は、蔵春閣移設再建で気運が高揚している今だからこそ絶好の機会だと思われますが市長、教育長、それぞれのお考えを伺います。

(1) 現在の解体部材の保存状況について、教育長に伺います。

(2) 教育委員会として、かなり古い建築物でありどのような理由で廃棄ではなく保存の選択をされたのでしょうか伺います。

(3) 濯纓亭を復元すべきと考えるが、市長のお考えは。

(4) 大切な新発田市の財産の宝庫となる東公園を学校教育に反映させる得策は。

2 新発田城お堀の水質改善について
 新発田市の中心観光施設であり全国100名城にも選ばれている新発田城は当市を代表する歴史的建造物である。以前はそのお堀に菖蒲が咲き蓮の花が咲き乱れる素晴らしい光景がありました。いつの間にか水生植物も確認されず、外来生物の生息場所となり、異常気象も相まって夏場はアオコの大発生により水質悪化が確認され、異臭を放つ時期があります。観光で訪れた方々から、まるで入浴剤を入れたようだ。水質管理なく残念だ。等の落胆のお声があります。
 お城に流れ込む河川利用の水量はお堀全体からするとかなり乏しくバランスに問題があることは水質悪化の要因と考えられます。
 水は淀むと腐れるもので、ある程度の循環が大切であります。新発田市の中心部のお堀が浄化され、市民が誇れる新発田の古き良き文化をこれからも次世代に継承して行かなければと思います。
 そこで市長に以下の通り質問いたします。

(1) 持続可能な環境政策として、お堀の水質問題について、市長はどのようにお考えでしょうか。

(2) 過去に西名柄用水の撤廃に伴う利水について、新発田土地改良区と何らかの話し合いが持たれたものでしょうか。

(3) 過去にも市民団体による、かい掘り作業がされ多くの子供達の参加もあり外来生物等の駆除がされ、環境整備に貢献された事実がありました。今後、行政主体での市民活動が大切になる思われますが、実施の方向性は。

(4) 菖蒲や蓮、スイレンなどの水生植物の植栽により、かなりの窒素分やリン分が消費され、富栄養化に於ける水質改善に有効と推測されます。植栽について市民協力団体との官民一体で定期的な共同作業をされてみてはいかがでしょうか。

(5) アオコ等の藻類は、夜間に酸素を吸い低酸素状態を招き在来生物に悪影響をもたらします。環境保全のため夜間の水面攪拌機利用について、大切だと思われますがいかがでしょうか。
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