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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和3年 2月定例会
質問日
令和3年3月1日
区分
一般質問
議員名
青木三枝子
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資料

要旨

1 「加治川ふれあいセンター桜館」と「やまざくら」について
 令和3年度の新規事業として約3億の事業費をかける道の駅加治川整備事業について伺います。道の駅「加治川ふれあいセンター桜館」と「やまざくら」は、1年間かけて全面的な改修工事を行うとのことですが、これまで指定管理者であった加治川商工公社が、改修後の指定管理者として公募に手を上げなかったことから、新たに指定管理者を公募・選定することになっていると聞いています。しかし、これまで「やまざくら」に野菜を納入されていた方たちは、工事期間中それが出来なくなるということで、代替えの場所で野菜販売ができないかとの要望があり、市との話し合いが続けられてきたと聞いています。この事も含めて、今後の道の駅「加治川ふれあいセンター桜館」と「やまざくら」について、改修後も地域の方から愛される道の駅であってほしいと願い質問致します。

(1) これまで野菜を納品・販売されていた方たちが今年4月から改修期間も含めて、新たな指定管理者が決まった場合も継続して野菜を納品・販売できるようになるのでしょうか。

(2) この道の駅をどのように改修しようとしているのでしょうか。合わせて、市として指定管理者にどのように管理運営をして貰うのかその方向性について伺います。

(3) 現段階で指定管理者として手を上げている業者はいるのでしょうか。

2 新型ウイルス感染対策について
 現在、新発田市ではクラスター(同一場所での2人以上の感染が発生)が2か所で発生しました。今年1月から現在までの短期間で約40人の感染者が発生しています。今後、市街地を中心に市中感染が広がるのではないかと危惧しています。なぜなら、子どもから高齢者まで多くの人が集まる庁舎を挟み、近距離にある福祉施設と病院でクラスターが発生したからです。市街地には医療機関・介護施設、福祉施設、通所サービス施設などが集中して立地していること、介護サービスの利用者は、数カ所のサービスを利用する場合もあること、また、介護現場や医療現場では色々な職種の方々が連携をとっていること、飲食店等の店舗が市街地に集中していることなどから、庁舎及び庁舎を取り巻く場所では、人が交流し、飲食する機会が多くあるからです。
 感染者が多くなった場合、医療機関に入院できず、宿泊療養や自宅療養を余儀なくされる方があることを想定した体制を取っておく必要があると考えます。今のところ、新潟大学を中心とした医療機関のネットワークにより入院患者や重症者を振り分けることで入院でき、宿泊療養が可能になっていますが、重症者が多くなった場合、この体制が崩れる可能性があるとの新聞報道もありました。
 この状況にあって、当市が感染防止対策として打ち出したPCR検査の無症状対象者の範囲は狭く不十分なまま、そして、飲食店の感染対策が不十分なまま、経済対策として飲食店や宿泊業を支援するために約7000万円の予算を執行した事は、緊急事態宣言を継続した政府の方針とは逆です。今後、ワクチン接種が開始される予定ですが、現段階でのワクチンの効果持続性や副反応の情報も乏しく、どれだけの市民が接種するかも不明です。ある病院では医療従事者の30%が受けないとの報道もありました。集団免疫ができるまでに時間がかかります。医療崩壊を起こさないためにも、ワクチン接種に依存せず、地道な感染防止対策の実施と市民一人ひとりの行動変容が求められています。何としても感染拡大を防ぐ必要があります。以下、二つの項目に分けて伺います。

(1) 今すぐにでも実現可能な感染防止対策について

   @ 現在でもアクリル板を設置した店舗は少ない状況です。アクリル板を無償配備、あるいは設置した店舗にこそ経済対策としての助成をしてはどうでしょうか。

   A 多くの人が集まる庁舎は感染防止対策を示す重要な役割を果たす場でもあります。改めて庁舎内でのマスク着用徹底と飲食時のマスク会食を勧めてはいかがでしょうか。例えば、誰もが見えるところに標語を貼るなどしてはどうでしょうか。

   B 市庁舎の3密が防げない狭い喫煙所の閉鎖、及び職員の勤務時間中の禁煙を徹底してはいかがでしょうか。

   C 庁舎内で職員や市民が飲食しているにもかかわらずテーブル上にアクリル板が設置されていません。1階ロビーや4階の一テーブルを一人で使うようにしてはどうでしょうか。

   D 学校や公的機関の洋式トイレ便座を消毒するための機器設置をして頂けないでしょうか。


(2) 今後、さらに感染者が増える事を想定した先手の対策について

   @ 市中感染を見越し、地域全体として幅広い面としての無症状者のPCR検査実施が必要と考えます。この度の検査対象者では不十分だと考えます。市長のお考えを伺います。

   A 県内でも変異株による感染者が発生しています。今後、市中感染によって感染者が急激に増える可能性もあります。自宅療養を見越した体制がとられているのでしょうか。

   B 国産のワクチン開発とともに、開業医が自宅療養中の感染者の早期からの治療ができるよう、現在、効果があるのではないかとされている薬の治験と新たな治療薬の開発を当市として積極的に国に働きかけてはいかがでしょうか。
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