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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和2年12月定例会
質問日
令和2年12月2日
区分
一般質問
議員名
三母高志
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資料

要旨

1 新型コロナウイルス第3波への備えについて
 新型コロナウイルス感染症対策として当市では第1弾から第8弾になる対策を実施してきた。そうした中、全国では新型コロナ感染症第3波の到来が報じられている。当市でも10月24日には新発田市初となる感染者が発生、新たな局面をむかえることとなった。
 この間、新発田市の対策はどちらかと言えば経済対策を中心として取り組まれてきたが、今後想定される感染者数の増加や蔓延を防ぐため、どのような対策が必要とされるのか、我々に出来る対策は何か見極めが重要である。
 具体的対策としては現在、新発田市が行っている65歳以上の特定の基礎疾患保有者を対象とするPCR検査費等への助成対象者の拡大などが上げられると考えるが、その他の多様な施策検討が求められると考える。
 そこで新発田市が現在検討し、また準備を進めている新型コロナウイルス感染症第3波対策について、市長に伺う。

2 蔵春閣移築と市民参加による地域活性化について
 6月議会における蔵春閣移築にむけた執行部提案の取り下げは、結果として市民の蔵春閣への注目度を高めることとなった。さらには蔵春閣の本体工事着工が報道されたことから、市民の蔵春閣への関心も高まっていると考える。
 市内の幾つかの市民団体が、蔵春閣移築を契機に新発田市の地域活性化や蔵春閣の利活用を目指し運動を盛り上げようとしている。
 しかし蔵春閣移築における問題として、旧県知事公舎の二の舞にならないよう多くの市民が心配しているように、今後の維持運営にかかる費用問題や、蔵春閣の運営イメージが見えない事、また運営ノウハウが不足しているのではないか等を心配する声が多くの方々から聞こえてくる。
 そこで現時点で新発田市は、蔵春閣移築を契機とした市内駅前ゾーンの活性化をふくめ蔵春閣の活用と運営をどのように進めようとしているのか、市長に伺う。

3 核兵器禁止条約の発効をうけ核兵器廃絶平和都市宣言及び基本条例制定都市としての取組について
 本年は広島・長崎の被爆から75周年を迎えるとともに新発田市核兵器廃絶平和推進基本条例制定10周年となる記念すべき年として、平和のつどいや中学生の広島・長崎への派遣、被爆樹木の植樹などが計画されていた。しかし新型コロナウイルス禍によりその多くが中止または縮小して開催されることとなった。
 そうした中で実施された被爆樹の記念植樹には市長、市議会議長、教育長、他様々な市民団体の参加のもと実施され、参加者は少なかったものの記念すべき年の平和事業となったと考える。
 当市が加盟している平和首長会議の2020ビジョン(核兵器廃絶のための緊急行動)は被爆者の存命のうちに核兵器廃絶を実現したいと願い、「核兵器禁止条約」締結の2020年実現を目標とするなど計4つの目標をかかげて活動してきた。そして核兵器禁止条約は来年1月の条約発効が予定されている。一つの目標を実現し核兵器の無い世界実現にむけ一歩前進したと言えるのではないだろうか。
 新発田市でも2年前の市議会において「日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書」が全会一致で採択されるなど、核兵器禁止条約の実現に力添えをしたと言える。
 こうした状況を受け市長の核兵器廃絶に向けた更なる決意と新発田市の今後の平和事業の取り組みについて伺う。
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