会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和2年 9月定例会
- 質問日
- 令和2年9月9日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 佐藤真澄
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- 資料
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要旨
1 7月31日の大雨災害について
毎年繰り返される豪雨災害。地球的規模の気候変動によって世界各国で豪雨や洪水が大きな被害をもたらしている。日本でも「これまでに経験したことがない大雨」が頻発し、各地で深刻な被害を引き起こしている。7月31日の本市の降水量は、午前1時から午後4時までの間で(赤谷の観測所)146.0ミリ。東新町地内を流れる中田川が氾濫し約30件の住宅が床下浸水した。五十公野公園内のサン・スポーツランドテニスコート脇のり面で地すべりがあり、テニスコートとグラウンドが閉鎖されたと聞いている。また白新線・羽越線等、列車の運転見合わせや遅れがあった。
(1) 今回の大雨による市全体の被害状況は。
(2) あと1〜2時間降り続ければ九州や西日本各地のように大変な事態となったと地域住民は心配していた。
@ 何故、今回の雨の程度で側溝等があふれたのか。
A 東新町地内を流れている中田川は常習的に氾濫を繰り返してきたが、これまでの教訓が生かされていないのか。
B 構造上どこに問題があったのかも含めて検証すべきではないか。
(3) 駅東のエレベーター故障について。先日の臨時会の経済建設常任委員会で説明があったが、復旧は来年1月末だと聞く。故障から半年も待たなければならない。利用する地域住民が納得できる説明が必要ではないか。
(4) 地下道に水が入らないような対策を講ずるとのことであるが、どのように考えているのか具体的にお示しを。
(5) 防災に思い切った予算をつけ河川の総点検・人員増等を。
2 コロナ禍のもと安心して学び過ごせる学校とするために
全国一律に突然に始まった一斉休校後、学校再開に向けてクラスを半分以下にした分散登校が行なわれた。これが少人数学級の社会実験となった。学校の新しい生活様式で「2m」の間隔を取るためには、20人程度の人数に抑える必要がある。
(1) 長期休校による学習の遅れと学校格差の拡大で不安が広がっている。物理的距離を確保して感染リスクを回避することと、ひとり1人に丁寧な学びを保障するために、教職員を増員して20人程度の少人数学級にするよう、国に求めるべき。
(2) 夏休みが短縮され授業が再開した。猛暑下でのマスク使用は、「暑くて頭が痛くなる」など子どもの声も聞かれる。マスク着用を踏まえ、設定温度の目安は、例年と同じ温度設定なのか。また、冷房費がかさんだ場合の予算措置等について。
(3) エアコン設備が無い給食調理場・体育館・特別教室にエアコン設置を。
(4) 「スクールバス」はどうしても密になりがち。どのように考えているのか伺う。
(5) 冬場を迎えるが、学校に手洗い用の温水設備の設置を。