会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和2年 6月定例会
- 質問日
- 令和2年6月10日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 阿部聡
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- 資料
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要旨
1 新型コロナ禍からの経済の回復のために次の一手を
新型コロナ対策で新発田市は、感染防止対策はもちろん、経済のV字回復を目指し、全国的にも最速で自治体の規模を考えますと最大限といえる対策を打ってきました。とくに「自粛疲れを癒す」と銘打ち、既に実施済みの月岡温泉での「今得キャンペーン」は好評で、5月31日現在での予約数は旅館組合加入店で4,107人と予定数の84.3%に達しています。これにより、雇用はかろうじて守られているとお聞きしています。
先の総括質疑で申し上げた通り、経済が失速すると解雇や雇止めに直結し、経済的に困窮し、極度の貧困や、最悪の場合は自殺につながることは資料によって明らかです。バブル崩壊の影響を受けた平成10年の自殺者は約3万2,000人、前年より約8,000人増え、生活苦など経済的理由による自殺者は全自殺者の約1/4を占めるそうです(警察庁『自殺白書』より)。
感染防止は命を守る第一歩ですが、経済的な理由による自殺者を出さないことも命を守るという意味では変わりません。
今月は「プレミアム付商品券・飲食券」が販売され、7月からは飲食店向けの「今得キャンペーン」も開始されるそうです。
また、新潟西蒲区や新潟県でも予算規模は小さいものの同様のキャンペーンが開始され、6月19日からは「県をまたぐ移動自粛要請」も全面的に解除される予定です。
そこで3点お伺いします。
(1) 「今得キャンペーン」の月岡温泉の経済効果はどのくらいか。
(2) 経済のV字回復を確実なものにするために、まずは、月岡温泉での「今得キャンペーン」の対象者数を拡充してはいかかでしょうか。このままでは告知した7月31日までもちません。
(3) 各種対策の実施にあたり、さらに効果的な広報活動も必要と考えます。市長のお考えをお伺いします。