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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和元年 9月定例会
質問日
令和元年9月13日
区分
一般質問
議員名
加藤和雄
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資料

要旨

1 孤立死・孤独死をなくすために
 今、全国的にも孤立死・孤独死が増えている。加齢や病気など原因はさまざまだが、所持金が尽き、食事もとれず、衰弱死に追い込まれる悲劇も少なくない。深刻なのは、高齢者世帯にとどまらず働く世代の世帯にまで孤立死・孤独死が拡大していることだ。高齢化や病気で生活が困窮した人をささえる社会保障の仕組みが機能していないことが、事態の深刻化に拍車をかけている。
 孤立死・孤独死が増え続ける背景にあるのは、貧困問題の急速な進行だ。雇用が不安定にされ、社会保障が切り下げられ、高齢者や病気を抱える人にとってますます暮らしが大変になってきている。
 地域の人たちによる見守りや、通報体制は重要ではあるが限界がある。社会保障制度がしっかり機能し、人間らしく安心して暮らせる社会の実現が求められている。
 孤立死・孤独死をなくすことは、その地域が住みよい街であるかどうかの一つのバロメータになるものと考える。

(1) 当市での孤立死・孤独死の実態は

(2) 高齢者世帯や障がい者世帯への緊急通報装置設置は、緊急時の駆け付け、安否センサー、お元気ですかコール、相談受付など緊急時の迅速かつ適切な対応を図り、不安を解消するためにとても有効であるが、固定電話がないところには設置ができないとのこと。固定電話が設置されていない緊急通報装置設置要望のある生活保護者や低所得者のへの設置支援はできないものか。

(3) 現在、電気、ガス、水道などのライフラインの料金が生活困窮のため滞納となった状況を事業者がつかんだ場合など、自治体への情報提供等、連携ができているか。

(4) 孤立死・孤独死をなくすために、市として専門性を持つ職員を配置し、庁舎内部の横断的な連携はもちろん、他機関との連携等で情報の共有ができる体制をつくり、対策をたてることが重要と考えるが見解は。

2 西園すこやか園の民営化について
 本議会初日での市長からの行政報告で、西園すこやか園の民営化に向けた進捗状況について報告があった。
 行政報告では、西園すこやか園の民営化については市の公共施設の運営効率化を図りながら、幅広いニーズに対応した子育て支援サービスの提供を行うため、新発田市子ども・子育て支援事業計画に基づき進めている。4月10日に公募を開始し、6月26日締め切り、複数の法人から応募があり選考委員会を設置して、申請書の内容及びプレゼンテーションによる審査をへて事業予定者を選定した。8月22日及び24日に保護者への説明会を実施し、選定した法人の紹介や法人から運営方針などの説明も行ってもらい、意見交換を行なった。現在、法人との協議や事務作業を行っており、来年4月、民営化への移行ができるよう準備を進めている。との報告があった。
 西園すこやか園は子育てに対するニーズが増大する中、子育てに関する保護者の負担感を軽減し、より質の高い保育サービスを提供するため、教育や福祉という枠を超えて、幼児期の保育を一元的に行うことで、子育て支援機能の充実を図ることを目指し、2007年に、西園保育園、西園幼稚園、福祉型児童発達支援センターひまわり学園の3園が 一つになった総合施設として開園した。
 市はこれまで、市街地の保育園、幼稚園の運営から手を引き、民営化を進めてきた。
 2017年度第1回目の子ども・子育て会議の会議録によればその会議で、「量(必要利用定員)の確保方策における公立園の民営化について」の議題があり、西園すこやか園の民営化がこども課から説明があり、議論されている。「いつから民営化を目指しているのか」との委員の質問に、「課題を解決すべき部分がいくつかあるため、それらを全て整理、解決した後のスタートとなる」と答弁している。

(1) 西園すこやか園は3つの機能を有する施設だ。民営化を進めた理由について伺う

(2) 選考過程の透明性や応募機会の公平性を確保するため、公募により事業者を募集したと述べているが、公募は具体的にどのような方法でやられたか。

(3) 保護者への説明会にどのような意見がだされたか。

(4) 現在、西園すこやか園で働いている職員や臨時職員等の扱いはどのようになるのか。

(5) 保育における公立保育園の果たす役割は非常に大きい。これ以上保育園の民営化はすべきでないと考えるが見解は。
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