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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成31年 2月定例会
質問日
平成31年3月11日
区分
会派代表質問
議員名
川崎孝一
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資料

要旨

1 新発田市公共施設等総合管理計画について
 初めに、新発田市公共施設等総合管理計画について、お聞きします。
市は平成30年3月に公共施設の管理計画を示し、その中で公共建築物の今後の管理方法の方針を、
1 事業を廃止し、建物の解体。
2 事業を集約し、建物の解体。
3 事業の他への施設への移転と建物の解体。
4 施設の譲渡。
5 事業の継続と、必要に応じて改修。
と5段階に分けています。
 新発田市が所有する施設の内、築25年以上のものと、築25年未満であっても変更するものを実施計画の対象とし、おおむね5年の間に整理を進めるとのことです。
 この計画で建物の解体を検討すると言われる「方針1,2,3に該当する物件」は18件あります。築25年以上、耐震なし、利用されなくなった物など、解体は仕方がないと思うものもありますが、現在使用されている建物、特に冬期間の運動やレクリエーションなどで使用される高齢者の大切な運動施設もあります。
 新しい施設を計画されているのであればよいのですが、そうはいかないことも理解しています。しかし、これまであったものがなくなってしまうことは大変さびしいものです。その地域の方々、及び現在使用されている方々への説明、確認は当然していただいていることとは思いますが、そこで質問です。

(1) 解体の資金はどの位か。

(2) 解体しなかった場合の運営費は。

(3) 解体資金調達は。

(4) 解体による財政メリットは。

(5) 代替えの建設計画は。

(6) 地域市民の理解は。

2 高齢化社会「人生100年時代」を健康で暮らすための施策について
 次に、高齢化社会「人生100年時代」を健康で暮らすための施策について、お聞きします。
 かつて「長寿」とか「ご老体」と言われ、高齢者は社会の中で非常に尊ばれました。これだけ医学と衛生環境と栄養と、あらゆるものが備わった時代、百歳は珍しくありません。
 健康で長寿は全人類が望んでいるところです。市長も先日の施政方針の中で、住み慣れた地域で、元気で健康に暮らし続けられることを目指した新たな視点、「健康寿命」について、全庁を挙げて、分野横断的に取り組む姿勢を述べられましたが、誠に心強く感じたところであります。
 さて、団塊の世代が後期高齢者に達し、4〜5年後には、医療、介護の必要な高齢者が多くなる時期を迎えます。市でも平成29年度より「健康づくりと介護予防」、「認知症高齢者施策」を重点施策として地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進を目指しております。
 社会文教常任委員会でも先進地視察として、介護予防事業では全国的にも有名な大阪府大東市へ研修に行ってきました。
 当市でも昨年6月に高齢福祉課より介護予防計画が示されましたが、大東市の実施状況と大きくは違わないように思われます。担当なされた方々に敬意を申し上げたいと思います。
 大東市では、18.27平方キロメートルという旧紫雲寺町の約半分程度のところに12万人以上の方が暮らしており、「大東元気でまっせ体操」による地域主体の介護予防拠点づくりを行っておりました。そして、元気になられた高齢者の方にはその地区のリーダ一及び指導者になっておられます。平成17年度から取り組みを開始し、200回以上の説明会を開催し地域への浸透を図ったそうです。
 また、自宅から10分以内に活動場所があり、会場も様々で、生命保険会社等、市内113ケ所、参加者は2000人以上となっている状況でした。至近に活動会場があることは大東市で成功している要因の一つと考えます。
 当市においても、健康づくりでは各種事業を展開してきております。来年度は、新規事業として「健康・長寿アクティブプラン」の策定があるなど、今後の取組みを大いに期待するところであります。基本は、市民自ら体を動かす事が重要です。
 来る2025年問題に備え、地域への重要性の浸透と、積極的な啓蒙活動が望まれます。
 そこで質問です。

(1)  人生100年時代の「健康長寿のまちしばた」に向け、元気な高齢者を増やしていく施策が必要であると考えるが、新発田市が現在取り組んでいる「ときめき週1クラブ」の目的や進捗状況をお聞かせください。

(2) 「ときめき週1クラブ」のような住民主体の介護予防活動をサポートする体制はどうなっているか。

(3) こうした取組により、どのような効果が表れているか。今後の見通しを含めてお聞きしたい。

3 交通弱者(高校生含む)について
 次に、交通弱者(高校生含む)について伺います。
 市では、公共交通が地域の足として住民の生活を支え「住みよいまち しばた」の実現に資するよう、公共交通施策の取組の方向を示した「新発田市地域公共交通網形成計画」を策定しています。
 昨年、12月定例会一般質問で「公共交通の見直しについては、学校統合地区を優先して進め、市内全域を一斉に見直すことは難しい状況であるが、市長3期目にあたりスピードを一段上げて取り組んで行きたい」という主旨の市長答弁がありました。
 これまで、全市域における交通弱者対策については、一般質問等でお聞きし、多数の議員がその重要性を認識しており、持続可能で、地域のニーズに合った最適な交通手段の整備が急務と考えます。
 そこで質問です。

(1) これまでの交通空白地域の解消の取組み状況について、お聞かせください。

(2) 市内の交通空白地域解消に向けては小学校統合地区を優先にすると言っておられますが、その考えに変更はないか、お聞かせください。

(3) 農村部では待ち望んでいる方が大変多くおられます。
 市長は、3期目に当たり「まちづくり実行プラン バージョン3」の中で「将来も続けられる公共交通の整備を目指す。特に少子高齢化の進んだ過疎地の整備を急ぐ。」と示しておられます。
是非、その公共交通施策の推進を大いに期待するところでありますが、市長の考えをお聞かせください。
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