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請願の詳細情報

請願第8号 新発田市私立幼稚園への助成を求める請願書

受理番号
請願第8号
受理年月日
平成23年8月26日
付託委員会
社会文教常任委員会
委員会付託年月日
平成23年9月1日
議決結果
採択
賛成26、反対0
議決年月日
平成23年9月22日
紹介議員
中村功
青木泰俊
五十嵐孝
宮島信人
加藤和雄
渡邊喜夫

請願の内容

請願第8号
  新発田市私立幼稚園への助成を求める請願書

請願趣旨
 幼稚園教育は、「遊びを通して生きる力の基礎」を育む事を主眼とした、子どものニーズを見据えつつ教育を行なう学校教育法に基づく教育機関であります。対して、「親のニーズ」に応える場として「保育に欠ける子」を預かる施設が保育園であります。「親のニーズ」を主眼とすべきか「子供のニーズ」に目を向けるべきかは議論の分かれるところですが、近年の急速な社会情勢の変化の中で0才からの乳幼児を預かる保育園が急速に増加し、満3才以上の幼児を教育する幼稚園の入園者が激減してまいりました。
 私立幼稚園は、保護者からの保育料収入及び県の振興補助金を経営の柱としておりますが、園児の激減により経営破綻の寸前に追い込まれているのが実情であります。
 公私立保育園に通う乳幼児、公立幼稚園の園児、そして私立幼稚園の園児も同じ新発田市民の子どもたちであり、新発田市の大事な財産であります。ところが、公私立保育園・公立幼稚園に比べ私立幼稚園への市の助成は圧倒的に少ないのが実情であります。
 新発田市の子どもたちが、通園する施設が異なったとしても、税の公平性の恩恵を受けられるよう私立幼稚園への振興助成を強く望むものであります。

請願事項
 1.市の振興補助金は、昭和40年代、一園20万円からはじまり昭和54年に50万円となりましたが、その後30年以上増額されません。基礎額一園50万円の上に、園児一人あたり10,000円程度の振興補助金の増額をお願いいたします。
 2.近年、いわゆる発達障がいを持った幼児が増えてきております。専門医の診断により認められた場合、県から一人あたり年額196,000円の助成がありますが、人件費を賄うには至りません。障がい児受け入れに係る保育補助者へ、県と同額程度の人件費助成をお願いいたします。
 3.市の体育・文化施設を幼稚園行事や教員研修、保護者研修で使用する場合に、公立幼稚園と私立幼稚園では、減免に大幅な格差があります。私立幼稚園も学校教育法で定められた「学校」です。公私の隔てなく、使用料金を公立学校並みの減免をお願いいたします。

 平成23年8月26日

 新発田市議会議長 宮野 昭平 様

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