請願の詳細情報
請願第7号 加治川の自然豊かな水の保全を進める請願書
- 受理番号
- 請願第7号
- 受理年月日
- 平成26年2月20日
- 付託委員会
- 経済建設常任委員会
- 委員会付託年月日
- 平成26年2月27日
- 議決結果
- 採択賛成24、反対0
- 議決年月日
- 平成26年3月12日
- 紹介議員
- 加藤和雄
宮村幸男
請願の内容
請願第7号
加治川の自然豊かな水の保全を進める請願書
請願趣旨
飯豊連峰を源流とした加治川の清流は、花崗岩地帯を流れることで、その特性である浄化作用を経て透明性と清浄さを保ち、新発田市民が全国に誇れるうまい水道水を提供し、又、流域では各種産業による水資源活用の地域振興に資するなどの役割を果たしてきており、当市の宝ともいうべき貴重な水の資源・財産である。
新発田市は、上流部での同水質を担保すべく平成17年4月に上流域での水質保全を目的に新発田市水道水源保護条例を制定して現在に至っている。
しかるに平成23年11月に上流部での業者の管理ミスから加治川第1頭首工の水道水取り入れ口へ汚濁水が流入し、浄水場の取水が一時ストップする事故が発生した。
今日、全国的に山間部の過疎化と併せて山林の荒廃、その水道水源地としての保全が懸念されており当市の山間部と云えども例外でない。
一方、水源地域に位置する集落は、水源かん養、国土、自然環境の保全、心をいやす安らぎの空間を担うなどの重要な役割を果たしながらも過疎、高齢化が進行し、活力が低下している。
以上の諸課題を踏まえて新発田市水道水源保護条例にもとづき、加治川の自然豊かな水の保全を進めるため、
１ 加治川沿岸水道水源地域でのより一層の水質保全を進めるために流域で の山林荒廃を防ぐ活動の推進。
２ 高齢化の進捗に伴い過疎化が進行する水道水源地域での集落の活性化に心を配り、課題に沿った行政による諸施策への反映をはかること。
以上の案件について全市民的な合意形成をはかる上で新発田市並びに新発田市議会におかれて願意をお汲み取りいただくよう、右請願する。
平成２６年２月１８日
新発田市議会副議長 青木 泰俊 様
