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請願の詳細情報

請願第4号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願書

受理番号
請願第4号
受理年月日
平成22年12月1日
付託委員会
社会文教常任委員会
委員会付託年月日
平成22年12月8日
議決結果
不採択
賛成3、反対24
議決年月日
平成22年12月24日
紹介議員
宮村幸男
加藤和雄

請願の内容

請願第4号
  後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願書

請願趣旨
 年齢によって差別する世界に例のない後期高齢者医療制度が08年4月から実施されました。
 後期高齢者医療制度については、医療内容の低下や保険料の引き上げ、年金からの天引き、保険料を払えない高齢者は保険証を取り上げられるなど、高齢者の健康と暮らしに重大な影響を及ぼしており、同制度に対する怒りが広がっています。
 もともと、同制度は自民・公明の連立政権のときに実施されたもので、これに対し、当時民主党をはじめ4野党一致で廃止することを国民に約束しました。
 しかし、民主党政権は同制度の廃止を2013年までに先送りにし、保険料値上げを防ぐ手だても取らず、二重の公約違反で、高齢者に痛みを押しつけています。また、8月末に厚生労働省が新しい高齢者医療制度の「中間取りまとめ」を発表しましたが、高齢者を国保に集めて「別勘定」の制度をつくるなど、国保に戻すといいながら、別枠を残す欺隔的な内容です。これでは国民が安心できる医療制度とはなっていません。

請願事項
 後期高齢者医療制度をすみやかに廃止し、もとの老人保健制度を復活させ、将来の医療制度の設計については、いつでも、だれでも、どこでも平等に受けられる持続可能な医療制度を改めてつくり直すことなど、下記事項について新発田市議会として意見書を政府へ提出されますよう強く要請します。

                          記

 1.後期高齢者医療制度はすみやかに廃止し、もとの老人保健制度に戻すこと。
 2.保険料の負担増が生じないよう、国民健康保険への国庫負担金を増やすことなど、必要な財政措置を講ずること。
 3.70歳から74歳の高齢者の医療費窓口負担を原則1割にすること。
 4.国庫負担を増やし、75歳以上高齢者の医療負担の医療費窓口負担をなくすこと。

 平成22年12月1日

 新発田市議会議長 巖 昭夫 様

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