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JR新発田駅は、県都新潟市に隣接する新潟県北部の中核都市・新発田市にあり、これまで阿賀北の地域経済の振興や流通、文化交流などに重要な役割を果たしてきました。
さらに、平成18年11月に新潟県立新発田病院と(新潟県立瀬波病院が名称変更した)新潟県立リウマチセンターがJR新発田駅前へ新築・移転したことから、患者及び病院関係者、また障がい者や高齢者など、スムースな移動手段として、JR新発田駅橋上化が概略設計段階まで進められてきたところであります。
しかし、昨年の市長選において新発田市民は、新発田駅橋上化は中止するが、駅構内バリアフリー化と駅周辺整備を公約した現市長を選びました。
既に現市長は、JR新潟支社に新発田駅橋上化中止・駅バリアフリー化への協力を要請しているところであります。
平成18年12月には「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(いわゆるバリアフリー新法)が施行され、そこには国や公共交通事業者、地方自治体の責務についても明らかにし、バリアフリー化事業実施の負担についても明確にしています。高齢化社会において市民、とりわけ、駅東地域の住民はJR新発田駅のバリアフリー化を切に望んでいます。
政府におかれましては、「JR新発田駅バリアフリー化早期実現」に応え、関係機関への早急なる協力と対処を要望するものです。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成23年3月22日
新潟県新発田市議会
( 提 出 先 )
国土交通大臣 大畠 章宏 様