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陳情の詳細情報

陳情第4号 民主主義の根幹である法の下の平等を守る為の陳情

受理年月日
令和4年11月22日
受理番号
陳情第4号
委員会付託日
令和4年12月1日
付託委員会
総務常任委員会
議決年月日
令和4年12月16日
議決結果
不採択(賛成なし)

陳情の内容

陳情第4号
  民主主義の根幹である法の下の平等を守る為の陳情

陳情趣旨
 本年7月民主主義の根幹と言うべき選挙活動中、戦後最大とも言うべきテロ事件がおこり、安倍元首相が凶弾に倒れると言う事態が起こりました。安倍元首相は現職の国会議員でもあり、民主主義を揺るがす事件で有りながら、そこへの原因究明をするどころか、特定の宗教団体及び関連団体へ矛先を向けている風潮に危惧します。
 現在、マスコミ等で政治家に対し、特定の宗教団体及び関連団体との関係を断つよう求める議論が繰り返され、令和4年9月には、地方議会で「関係を断つ」などの決議や提供がされている。しかし、それぞれのポリシーが尊重されるべき民間団体においてはともかく、全ての市民に対して中立・公平たるべき地方公共団体の機関である市長や市議会が特定の宗教及びその関連団体との関係を遮断することは地域内の関連団体や信者らの憲法第19条の思想・良心の自由、憲法第20条1項の信教の自由に対する侵害となることはもちろん、憲法第16条で保障されている請願権の侵害となり、憲法第14条1項で保障されている法の下の平等に違反することになる。これらの基本的人権は、いずれも民主主義の根幹と立憲主義の基盤を形成するものであり、地方公共団体の機関である地方議会がこれらを侵害することは、我が国の民主主義と立憲主義を危うくするものである。かかる見地に立ち、新発田市議会の代表者たる新発田市議会議長に対し、次のとおり陳情する。
 
陳情事項
 1 新発田市及び新発田市議会において特定の宗教法人及びその関連団体(ただし、反社会的団体との法的根拠がある団体は除く)との関係を遮断する内容の宣言・決議をしないこと。

 2 新発田市及び新発田市議会において市議会議員を含む公人及び私人に対し、特定の宗教に対する信仰の有無を問うたり、その団体との関係を調査・質問したりしないこと。

 3 法の下の平等に違背すること無く、差別の無い町つくり、誰ひとり取りのこさない新発田市となるようにすること。
 
 4 内的な自由が守られてこそ民主主義といいます。民主主義を守る新発田市となるよう取り組むこと。

令和4年11月16日 

 新発田市議会議長 若月  学 様

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