現在位置 :トップページ陳情の詳細情報 › 学校における子供の健全な育成を求める陳情書

陳情の詳細情報

陳情第1号 学校における子供の健全な育成を求める陳情書

受理年月日
令和4年5月31日
受理番号
陳情第1号
委員会付託日
令和4年6月7日
付託委員会
社会文教常任委員会
議決年月日
令和4年6月22日
議決結果
不採択(賛成少数)

陳情の内容

陳情第1号
  学校における子供の健全な育成を求める陳情書

陳情趣旨
 新型コロナウイルス感染症が国内に広がり始めてからすでに2年余りが経ちました。当初は未知のウイルスだった「新型コロナ」ですが、この2年間で多くのことが分かってきました。
 検査の陽性者数は横ばい状態ですが、感染したとしてもほとんどが風邪症状、もしくは無症状のかたで、子供に関してはほとんどが無症状のいわば元気な子です。にもかかわらず、学校での子供たちの生活は、依然として「常時マスク着用」「黙食」などの制限が続いています。
 更には、これから湿度の高い梅雨や暑い夏を迎えるにあたり、運動時や屋外でのマスクの着用は、低酸素による脳への影響や熱中症の危険性があり、周囲の保護者の方々からも不安の声が聞かれます。親としてはとても心配です。
 また、5月12日には、末松文部科学大臣が「熱中症は即命にかかわる。体育の授業では屋内外にかかわらず外すべき。」と述べられ、同月20日には政府の対策分科会が「屋外や運動時、または屋内でも会話が少なければマスクを外してもよい」と新たに見解を述べられました。これに関しては一先ずほっとしたものの、子供たちは自分での判断が難しいため、大人がしっかり「外していいよ」と声をかける必要があると思います。
 最近では、「感染症対策で失われるもの」にも目が向けられ始めています。常時マスク着用によるコロナ以外のウイルスや菌に対する免疫訓練の機会が失われていることや、それによる免疫力の低下。また、表情が見えないことによる愛着形成・発達の阻害。主体的な対話力や、学ぶ意欲の低下など、様々な専門家たちが声をあげています。
 大人が感染症対策にあまりに過剰になりすぎて、子供たちの成長や健康、伸び伸びとした学校生活を奪うことのないよう、ぜひご配慮お願い致します。新発田市議会としてもご賛同賜りますようお願い申し上げます。以下、陳情いたします。

陳情事項
1 体育の授業や運動時、また登下校などの屋外においては、マスクを着用しなくてもよい旨を各学校に通知する。
2 マスクが着用できない子や着用が苦手な子に対し、学校に行きづらい状況を作らないように配慮することを各学校に通知する。
3 子供たちの学校生活に過剰に制限をかけるのではなく、子供たちの成長や健康、教育環境を第一に考えた学校運営をする。

令和4年5月31日 

 新発田市議会議長 若月  学 様

Copyright(c) 2012- 新発田市議会公式サイト Shibata City Council. All Rights Reserved.