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陳情の詳細情報

陳情第1号 私立保育園・認定こども園の運営に対する「特別委託料」の現状維持を求める陳情書

受理年月日
令和3年8月23日
受理番号
陳情第1号
委員会付託日
令和3年9月6日
付託委員会
社会文教常任委員会
議決年月日
令和4年3月11日
議決結果
不採択(賛成少数)

陳情の内容

陳情第1号
  私立保育園・認定こども園の運営に対する「特別委託料」の現状維持を求める陳情書

陳情趣旨
 新発田市議会におかれましては、新発田市において県内他市に誇れる先進的な幼児教育・子育て環境の増進に対して格別のご理解・ご支援を賜っておりますこと、心からの感謝と敬意を捧げるものであります。
 「子育てするなら新発田」をキャッチフレーズに進められている新発田市の保育の一翼を担っている私立保育園・認定こども園は、これまで厳しい経営環境にありながら、保護者は元より新発田市からのご支援を支えとして、新発田の未来を担う子どもたちの健やかな成長を支え、保育・教育ニーズの多様化・高度化に応えるべく日々懸命に努力を重ねて参りました。
 ところが、令和3年4月20日の園長会議において、新発田市から私立保育園・認定こども園に対する「特別委託料」を令和4年度からの3か年で約半額を削減する提案がなされました。
 新発田市私立保育園連絡協議会を構成する21園(市全体の約66%の園児を受託)
では、この提案が実行に移されると、「特別委託料」のほとんどは人件費に充てられていることから、人件費を削減せざるを得ず、保育士の確保はますます難しくなり、定員削減などを余儀なくされ、待機児童ゼロ達成・維持が覚束なくなるうえ、保育と幼児教育の安全性及び質の劣化も免れないと危惧し、全会一致で反対の決議を行いました。
 それを受け、令和3年5月、市こども課より「白紙撤回」の連絡があって一時は安堵しましたが、7月19日の園長会議で副市長より、これまでの予定通りに進めたい旨の説明を受けました。また、8月4日の話し合いにおいては「特別委託料は減るのか、減らないのか」の我々の問いに対し、市こども課の返答は「言えない」であり、減額の可能性もあることを示唆されました。
 当会では、このままでは「特別委託料」が減額されるのではと、再び危惧しております。繰り返しになりますが、「特別委託料」のほとんどは人件費に充てられています。「特別委託料」が減額されると、人件費を削減せざるを得ず、保育士の確保はますます難しくなり、定員削減などを余儀なくされて待機児童ゼロ達成・維持が覚束なくなるうえ、今後の保育園・認定こども園の運営に支障をきたし、保育と幼児教育の安全性及び質的劣化も免れません。その場合、大切な新発田市の宝である「しばたっ子」、そして大事なお子様を預けたいと希望する保護者の皆さんに多大のご迷惑をかけることになります。
 そこで当会では総意を以て、下記陳情事項につきまして、民意を代表する新発田市議会議員各位の特段のご理解とご賛同を賜りますよう切にお願い申し上げるものであります。

陳情事項
1 新発田市の未来を担う子どもたちを育み、保護者の経済活動や女性のさらなる社会進出を支えるためにも、新発田市の私立保育園・認定こども園の運営・保育の質の確保に欠かせない私立保育園運営委託料(特別委託料等)を削減することなく、現行水準を維持すること。

令和3年8月23日 

 新発田市議会議長 若月  学 様

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