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陳情の詳細情報

陳情第5号 新発田図書館の移設に反対する為市議会議員の協力を求める陳情書

受理年月日
平成25年11月11日
受理番号
陳情第5号
委員会付託日
平成25年12月2日
付託委員会
総務常任委員会
議決年月日
平成25年12月20日
議決結果
不採択(賛成なし)
賛成0、反対24

陳情の内容

陳情第5号
  新発田図書館の移設に反対する為市議会議員の協力を求める陳情書

陳情の趣旨及び陳情事項
 新発田駅前の空き地に複合施設が建設されると聞く。官有地か私有地かは知らぬ。両者の所有地が混在するとも聞く。駅前の空き地が俗に云う一等地か三等地かの判定は見る人によって異なるだろう。遊休地は遊ばせておいても災害時の避難場所として役立つこともあるだろう。不要不急のハコ物を作る必要があるのか。一市民としては疑念をもつ。
 土地が売れ建築の仕事が回ってくればもうけられる者は発生する。色々な名目を付けての複合施設建築には関係者の利害損得の思惑がからみあっていることだろう。
 しかしそれだからとて小生は建築反対を主張するものではない。子孫にツケを回す200億円のバラまき公共工事をよろこぶ者は少なくないようであるから。
 だが駅前の複合施設に図書館を移設する計画には絶対反対する。何を文化と呼ぶかは人によって違うとは思うが漫画本週刊誌新聞の閲覧を含めての読書の習慣とその為の施設である図書館は文化と文化施設としてその評価からはずれることはあるまい。その施設は静かな街中の中心に位置し長い伝統を感じさせる物である必要があると小生は考える。
 現在の図書館は先の条件に適合していると思うし、また洋風建築を想わせる鉄筋3階建ての姿は優美である。昭和60年建築と礎石に彫られた年代を見ればまだ30年と経たぬ物だ。鉄筋コンクリートの建物は築40年から50年にかけての頃が最も丈夫だと聴いたことがある。歴史的建造物が次々と壊された頃のハナシであるが。
 図書館には無料の貸本屋としての機能もあるとは思うがその為に便利だ集客力があるとの観点で建てられるのは困る。理由は先にあげたとおりである。
 駅前のにぎわい活性化に資する複合施設にはどんな施設が必要かの一観点から一提案をしているが重複するのでここでは触れない。市民へのアンケートが実施された現在多数の有益なる提案があったことと拝察する。それらを活用すべきでありアンケートは単なるガス抜きのパフォーマンスであってはならぬと愚考する。
 老人の悪癖でくどく長たらしい馱文になった。図書館は外装改修工事中の現在の建物と現在の土地を使用すること。スペース不足と云うなら隣接地に増築すれば良いことだ。小生はかように考えこれを市議各位に訴えご賛同を得たいと希望する。
以上が本陳情の趣旨であり陳情事項です。意のあるところをお汲みとりいただきたくお願い申しあげます。

平成25年11月11日

新発田市議会議長 斎藤  明 様

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