請願第1号 「消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書」を国に提出することを求める請願
付託委員会:総務常任委員会
付託日:令和5年6月12日
審査日:令和5年6月28日
審査結果:不採択とすべきもの(賛成少数)
議決日:令和5年6月28日
議決結果:不採択(賛成少数)
宮村 幸男
加藤 和雄
三母 高志
青木 三枝子
橋 芳子
請願趣旨
長期化したコロナ禍や相次ぐ物価高騰により日本経済は後退し国民の生活に大きな影響を与えています。このような状況の下で、今年10月から消費税インボイス制度(適格請求書等保存方式)が実施されようとしています。
売上1,000万円以下の小規模事業者や農家、フリーランスには、課税事業者となることで新たな税負担と事務負担を強いられるか、値引きが強要されたり取引から排除され仕事を奪われたりすることを覚悟で免税事業者のままでいるかという厳しい選択が迫られています。インボイス制度は、事業者間の取引慣行や信頼関係を壊し免税点制度を実質的に廃止するものです。
このままインボイス制度が実施されれば、負担の増大による廃業や倒産などを招き、地域経済と生活に多大な影響が及ぶことが強く懸念されます。
地域経済を支える中小零細事業者の経営と国民の生活を守るため、インボイス制度の実施を中止することを強く求めます。
以上の趣旨から下記事項について請願します。
請願事項
1 国に対して消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書を提出すること
令和5年6月2日
新発田市議会議長 宮崎 光夫 様