請願第11号 新発田市戦没者追悼式開催を求める請願書
受理日:令和3年2月25日
付託委員会:社会文教常任委員会
付託日:令和3年2月25日
審査日:令和3年3月9日
審査結果:採択すべきもの(全員賛成)
議決日:令和3年3月15日
議決結果:採択(賛成多数)
湯浅佐太郎
水野善栄
請願趣旨
日本が関わった過去の苛烈を極めた戦争の中で、新発田市内3,000を超える多くの将兵が家族や友人を思い、その幸せと祖国の安寧を祈りつつ散華されました。その英霊に対し、各地区の遺族会は毎年慰霊祭を行ってまいりました。
其の新発田市内の遺族会を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。
戦後75年が経過し、戦争を知らない世代が大半を占めている現在のその中で、各地区の遺族会の会員も高齢化が進み、会員も減少するばかりで、総勢合わせても1,000人を切るのが現実であります。その為財源不足や役員の引き受け手がなく、組織自体の運営も難しくなってきております。
結果として、各地区の遺族会が解散に追いやられ、令和3年以降も遺族会の解散急増が予測されます。
遺族会が解散に至れば各地区の「慰霊祭」も催行不可能となってしまいます。
今、私たちが平和と自由と繁栄の恩恵を享受できているのも過去の戦争における尊い命の礎の上にある事に対して尊崇と感謝の誠を捧げる事を忘れてはならないと考えます。
このような事情から、新発田市連合遺族会の構成メンバーである各地区遺族会が開催している「慰霊祭」を今後一つにまとめて、遺族会の「慰霊祭」を市の主催による「新発田市戦没者追悼式」として開催して頂きたく、新発田市議会様としてもご賛同賜りますようここにお願い申し上げます。
請願事項
1 各地区遺族会が開催している「慰霊祭」を「新発田市戦没者追悼式」として開催して頂きたい。
令和3年1月29日
新発田市議会議長 比企 広正 様