請願第3号 国民健康保険税の引き下げを求める請願
受理日:平成25年11月25日
付託委員会:社会文教常任委員会
付託日:平成25年12月2日
審査日:平成25年12月16日
審査結果:不採択(賛成少数)
議決日:平成25年12月20日
議決結果:不採択(賛成少数)
採決状況:
賛成3、反対21
加藤和雄
宮村幸男
請願趣旨
新発田市の国民健康保険には、全世帯の約4割が加入し、その約7割が所得200万円以下の低所得世帯です。その国民健康保険税は、平成25年度の引き上げにより、年所得240万円の4人世帯で年間約41万円となり、きわめて重い負担となっています。滞納世帯は、加入世帯の7.8%(2013年6月1日現在)にものぼり、「払いたくても払えない」実態がうかがわれます。
国民健康保険税が高いのは、政府が国庫支出の割合を大幅に削減してきたことが最大の要因です。そのため、新潟県内では13市町村が、住民負担を抑えるために一般会計からの法定外繰入で負担軽減を図っています(2013年度)。
国民健康保険を社会保障として充実させ、地方自治の基本である「住民の福祉の増進を図る」ためにも、国に対して国庫負担引き上げを強く求めるとともに、2014年度の国民健康保険税の策定にあたっては、負担増に苦しむ市民のくらしに心をよせ、一般会計からの法定外繰入や基金の活用など多様な方法により、国民健康保険税を引き下げることを求めます。
請願事項
1.国民健康保険税を引き下げること。
2.国に対し、国庫負担率の引き上げを強く求めること。
平成25年11月25日
新発田市議会議長 斎藤 明 様