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件名

請願第2号 一刻も早い悪臭防止法違反の臭気改善を求める請願書

受理日

受理日:平成25年8月26日

付託委員会

付託委員会:社会文教常任委員会
付託日:平成25年9月2日
審査日:平成25年9月18日
審査結果:採択(全員賛成)

本会議議決結果

議決日:平成25年9月26日
議決結果:採択(全員賛成)
採決状況:
賛成25、反対0

紹介議員

大沼長栄
宮村幸男
加藤和雄
渡邊喜夫
宮野昭平

内容

請願趣旨
 ナカショク上中山農場で豚の年間出荷3万頭超の飼育が開始されてから10年余となりました。上中山・月岡地区の住民は、建設計画が持ち上がってから悪臭発生による生活環境悪化、観光地の風評被害の発生への不安を訴えてきました。
 飼育開始後は、その不安が現実のものとなり両地区住民を苦しめています。私達はたびごとに新発田市長に改善のお願いを行ってきました。いくつかの改善は試みられましたが未だに悪臭の改善は進んでおりません。
 飼育開始後、上中山地区は悪臭防止法の第二種指定地域となり悪臭の測定が行なわれ、規制基準の臭気指数12以上が159回を記録し、毎日の生活の中で新発田市への悪臭発生の苦情電話の回数を含めれば数倍の違反の悪臭が出ていると推測されます。
 この10年余で一時的な営業停止による悪臭改善指導、平成21年の改善勧告による改善が行われました。平成23年の再勧告では、バイオエアクリーニング方式やウォーターパット方式が提案され協議が行われておりましたが実現に至っておりません。また、平成25年2月の環境指導チームによる現地調査の報告では、地形条件・廃菌床飼育と気象条件が悪臭の原因であるとされております。地形条件が悪臭の要因と指摘されている以上、小手先での悪臭改善を何度行っても根本的な改善には至らないと思われます。
 いままでの行政指導や協議では、この先何年経っても悪臭は改善されないと不安が募るばかりです。悪臭不安の無い暮らしの実現や月岡温泉が風評被害の心配の無い開湯100年を迎えられる為にも新発田市議会のご尽力で、早期かつ根本的な悪臭改善を図っていただきますようお願いするものです。


請願事項
 1.悪臭改善施設建設は、住民にとって悪臭の無い暮らしの実現に繋がる手段であり、切実な願いです。悪臭改善施設の早期着工を行っていただきますようお願いいたします。
 2.施設完成までの間、飼育の一時的な停止や減頭などで悪臭改善を早期に行うよう、行政側に対し強い指導力を発揮していただきますようお願いいたします。
 3.地形的な悪条件は、根本的な悪臭改善を行わない限り進まないと思われます。
   このような条件下にあることをご理解頂き、抜本的解決策は何か新発田市議会としても模索していただきますようお願いいたします。

 地方自治法第124条の規定により上記の通り請願書を提出いたします。

平成25年8月26日

新発田市議会議長 斎藤  明 様

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