陳情第6号 放射性物質を含む一般ゴミの焼却灰の管理についての陳情書
受理日:平成24年9月3日
付託委員会:社会文教常任委員会
付託日:平成24年9月3日
審査日:平成24年9月20日
審査結果:不採択(賛成少数)
議決日:平成24年9月27日
議決結果:不採択(賛成少数)
採決状況:
賛成11、反対14
陳情趣旨
東日本大震災による原発事故を受け、新発田市の一般ゴミの焼却灰から放射性物質が検出されています。その焼却灰の管理について、新発田市独自の管理を求めるものです。
陳情事項
現在新発田市では、放射性物質を含む一般ゴミの焼却灰を、セメント硬化し、放射線量を下げて最終処分場の特定の場所に埋め立てていますが、セメント硬化は完全に固化するものでなく、雨水浸透を受けるため、今後、処分場の浸出水に土壌から放射性物質が移行して放水の際に今泉川を通して田畑に流れ込む恐れがあるため、今よりも厳重な管理をお願いします。
例としては、最終処分場の土壌に埋め立てるのではなく、ドラム缶での長期間の保管や、中間貯蔵施設の建設、もしくは地元企業などの使われていない倉庫を買い取るなどして、埋め立てはせず、倉庫内での長期間の管理徹底をしてください。
もしくは、今回の放射性物質の汚染の原因である事故を起こした東京電力(株)に焼却灰を引き取ってもらうなどの対応を望みます。
環境省が定める災害廃棄物のガイドラインはあくまでガイドラインであり、法的強制力はありません。市民の健康と安全な生活環境を守るためにも、新発田市独自の管理を行ってくださいますよう、陳情申し上げます。
平成24年8月28日
新発田市議会議長 宮野 昭平 様